ポグバはマンU退団濃厚？彼の穴を埋める後釜候補5選

今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドを離れるのではないかと噂されるフランス代表MFポール・ポグバ。オーレ・グンナー・スールシャール監督の就任以降調子を上げ、充実しているように見えるポグバだが、レアル・マドリードやユベントス、バルセロナへの移籍の噂が再浮上している。そこで今回は、ユナイテッドが獲得に動くべき、ポグバの後釜候補5選手をご紹介する。

タンギ・エンドンベレ

クラブ：オリンピック・リヨン

21歳のエンドンベレは今シーズンのリヨンにおいて、最も際立った選手の1人だ。ボランチでありながら、左右両足の質の高いドリブルで、展開までの道筋を作ることができる。

また、レンジの長い正確なスペースへのボールも驚異的だ。もちろん守備面の能力も高く、ボールの回収力は凄まじい。高い身体能力で素早くボールホルダーに体を寄せ、ボールとの間に体をねじ込む。瞬間瞬間の判断の正確さとスピードさえ備われば、世界最高レベルのミッドフィールダーとなるだろう。

クラブ：パリ・サンジェルマン

ラビオが今シーズン終了後にPSGを離れるのは避けられない運命だろう。ポグバのような縦への推進力と、その後のパスには目を見張るものがある。彼がゲームメイクに回ると、ボールはスムーズにピッチを駆け回る。守備面でもさぼることのない選手だ。

ただ、彼を獲得するということは、23歳にもなって母親を抑えることのできない男を獲得するということ。PSGやフランスサッカー連盟のように、いざこざが生じるリスクは大きい。

クラブ：レアル・マドリード

昨夏にクロースの獲得に動いたとされるユナイテッドだが、今夏にも同じ動きをみせるでのではないかと噂されている。『デイリー・メール』によれば、日本円にして73億円を用意しているようだ。

今シーズンのクロースは苦しいシーズンを過ごしているが、彼はパスセンスの塊だ。というよりも、機械のようにプログラミングされたかのうように、正確に適切なタイミングでパスを送ることができる。ユナイテッドの攻撃に落ち着きを与える選手となるだろう。

セルゲイ・ミリンコビッチ＝サビッチ

クラブ：ラツィオ

昨夏の移籍市場でビッグクラブからの注目を集めまくったサビッチ。しかし、今シーズンは昨シーズンよりも数字面が振るわないせいか、騒がれる回数は減っている。ただ、彼の数字面での活躍は減ったのは、彼が自ら口にするように、彼はゴールを奪う役割を与えられた選手ではないからだ。

シモーネ・インザーギが採用する3-4-2-1）の3列目中央（もしくは3-1-4-2の2列目中央）を任されているサビッチだが、そのポジションに与えられるタスクは複雑かつ膨大だ。攻守にわたってハードワークも求められる。サビッチはその超複雑なポジションをこなしながら、ある程度ゴールにも関与することのできるスーパープレーヤーと言えるだろう。間違いなく、ポグバの後釜となるはずだ。