バルセロナのリオネル・メッシは、今季も圧倒的なパフォーマンスでチームを牽引しており、31歳となった今も衰えることを知らない。そこで今回は、今シーズンのメッシが記録している驚異的なスタッツの一部をご紹介したい。
6度目の欧州得点王へ
3月11日時点で今シーズン通算26ゴール(52ポイント)を記録。欧州得点王争いで暫定トップに立っている。2位はキリアン・ムバッペの24ゴール(48ポイント)、3位はファビオ・クアリアレッラの20ゴール(40ポイント)。もし今年も欧州最多得点を記録すれば、自身の持つゴールデンシュー受賞史上最多記録を更新することになる。
欧州最多アシスト
3月11日時点で12アシストをマーク。ラ・リーガの暫定アシスト王に君臨している。ちなみに、12アシストはプレミアリーグ、セリエA、リーグ・アン、ブンデスリーガを含めた欧州5大リーグでも最多の数字である。
フリーキック
2018年12月のエスパニョール戦、メッシは1試合で直接フリーキックを2度決めることに成功。メッシは過去4年間の欧州5大リーグで最多の直接フリーキック成功を記録している。さらに、全ての「選手」を上回っているだけでなく、全ての「チーム」の直接フリーキックのゴール数を一人で上回っている。
メッシとスアレス
今季はリーグ得点ランキング1位がメッシ、2位がスアレスとバルセロナのコンビが独占。二人だけでリーグ戦43ゴールを記録している。総得点数リーグ4位のアトレティコ・マドリードはここまで39ゴール。つまり、レアル・マドリード、セビージャ以外の全てのクラブの総得点を二人の得点数が上回っていることになる。
メッシ依存率
現時点でのバルセロナの総得点が69ゴール。これはリーグ最多得点数、欧州5大リーグではPSGとマンチェスター・シティに次ぐ成績だ。その中で、メッシは全体の38%となる26ゴールを一人で奪っている。一人の選手へのゴール依存率を測る指標では、ジローナに次ぐラ・リーガ2番目の成績。アシストを含めると、69ゴール中の38ゴールに関与。実に55%のゴールにメッシが関わっている。
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