ミランやセビージャで指揮を執っていたビンツェンツォ・モンテッラ氏がどうやらイラン代表指揮官のオファーを断ったようだ。現地時間26日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が伝えている。
かつてローマやフィオレンティーナ、サンプドリアで指揮官を務めていたモンテッラ氏は、2017年夏にミラン指揮官に就任するも成績不振に伴いシーズン途中で解任。さらに直後に就任したセビージャでも来季欧州カップ戦出場権獲得が危ぶまれたことによりシーズン終盤に解任の憂き目に遭っている。
一方イラン代表は、今年1月にUAE・アラブ首長国連邦で行われたアジアカップ・準決勝で日本代表の0-3と敗れ、試合後にカルロス・ケイロス監督が退任を表明。同監督はその後コロンビア代表指揮官に就任している。
そのケイロス監督の後任探しを行っていたイラン・イスラム共和国サッカー連盟(FFIRI)であるが、モンテッラ氏に対して、ワールドカップ・カタール大会までの3年契約、150万ユーロ(約1億8800万円)+ボーナスの条件でオファーを提示したものとみられる。
しかしモンテッラ氏はこのオファーを断ることを決断した模様。同氏は代表指揮官の仕事や今回のオファー内容に納得しなかったものとみられる。
ワールドカップ・ロシア大会でスペイン代表やポルトガル代表と互角の戦いを演じたイラン代表監督の後任探しはまだ続くこととなりそうだ。
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