ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコ守護神オブラク、来週に契約更新発表へ。契約解除金は188億円に引き上げ

アトレティコ・マドリードのヤン・オブラク 写真提供:GettyImages

 アトレティコ・マドリードのスロベニア代表GKヤン・オブラクは来週にも新契約にサインを交わすようだ。現地時間22日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 オブラクは2014年夏にレンタル期間が満了を迎えチェルシーへ復帰したベルギー代表GKティボー・クルトゥワの後釜として、ベンフィカから移籍金1600万ユーロ(約20億円)でアトレティコに加入。同クラブを率いるディエゴ・シメオネ監督から手厚い信頼を寄せられ、直近4シーズンに渡り正守護神を務めている。

 ただオブラクには以前から国外の複数クラブが獲得に興味を示すなど噂が絶えず、アトレティコ首脳陣には同選手との契約に盛り込まれている契約解除条項の見直しが迫られていた。

 今回の契約更新では契約期間を2021年夏から1年延長する模様。また年俸は1000万ユーロ(約13億円)となる見通しであり、契約解除金は1億ユーロ(約131億円)から1億5000万ユーロ(約188億円)まで引き上げられるようだ。

 今週なかばのチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の1stレグのユベントス戦でも再三好セーブを披露したオブラクはディエゴ・シメオネ監督と同様にアトレティコで長い期間を過ごすこととなるようだ。