チェルシー、サッリ後任候補でジダンの他にあのレジェンドが急浮上

　チェルシーはマウリツィオ・サッリ監督の後任として元レアル・マドリード指揮官のジネディーヌ・ジダン氏のほかに、現在フットボールリーグ・チャンピオンシップ（イングランド2部）のダービー・カウンティを率いているフランク・ランパード監督の名前が挙がっているようだ。現地時間19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　チェルシーは現地時間10日に行われたプレミアリーグ第26節・マンチェスター・シティ戦で6失点による大敗を喫すると、18日のFAカップ5回戦・マンチェスター・ユナイテッド戦でも2失点で黒星を喫し敗退。

　これにより、周囲ではサッリ監督の解任の可能性が取りざたされており、一部報道では24日に控えるカラバオカップ（リーグカップ）決勝・マンチェスター・シティ戦の結果次第でクラブ首脳陣が解任に踏み切ると伝えられている。

　そのサッリ監督の後任としては以前からジダン氏の名前が挙がっていたものの、長らくチェルシーでプレーし、引退後は今季からダービーの指揮を執っているランパードも急浮上。

　ただ首脳陣は解任を行う場合は今シーズン残りを現在アシスタントコーチを務めているジャンフランコ・ゾラ氏に託す方向で調整しているものとみられる。

　今シーズン序盤は11月下旬まで公式戦無敗を維持して周囲を驚かせていたものの、年明けに入り黒星が重なっているチェルシーであるが、果たして首脳陣はどのような決断を下すのだろうか。