妻で代理人のワンダ・イカルディの相次ぐ攻撃的な発言により、インテルとの関係性が悪化しているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ。シーズン途中にキャプテンマークをはく奪され、先日行われたヨーロッパリーグ(EL)ラピド・ウィーン戦にも召集外となるなど(招集に応じなかったという報道もある)、クラブ内で孤立を深めている。そこで今回は、イカルディの移籍先候補5選をご紹介する。
バイエルン・ミュンヘン
主力選手の高齢化が顕著で、今季リーグ戦では定位置をボルシア・ドルトムントに明け渡しているバイエルン。しかし、ロベルト・レバンドフスキが鋭さを失ったとは考えにくい。さらに、彼らが移籍金に費やした最高額は4150万ユーロ。イカルディの獲得には1億ユーロ近く必要なことを考えると、イカルディのポジションはなさそうだ。
チェルシー
イカルディがチェルシーを好きになれない理由はあるのだろうか?チェルシーサポーターはイカルディを愛しているようにも見える。ゴンサロ・イグアインの存在もあるが、彼はすでに31歳。同胞のために席を温めてくれているだけかもしれない。チャンピオンズリーグ(CL)に出場できないかもしれない、エデン・アザールはいなくなるかもしれない。ただ、イカルディはチェルシーでレジェンドの一員になれるかもしれない。
パリ・サンジェルマン
エディンソン・カバーニも31歳となり、新たなストライカー探しに動いてもおかしくないPSG。イカルディのPSG移籍が決定した場合、彼は厳しい競争の中に身を置くことになるだろう。キリアン・ムバッペやネイマールがいるチームの中で、彼が主役になることはほぼ不可能だろう。彼はその状況を受け入れられるだろうか。
バルセロナ
リオネル・メッシは31歳、ルイス・スアレスは32歳と彼らも新たな、次世代を担うストライカーを探しているはずだ。中盤の補強を順調に進んでいるバルセロナだが、前線の若返りは図れていない。彼のゴールへの嗅覚と、クロスに合わせる技術の高さはスアレスと被る部分もある。上質な中盤が保証されているバルセロナでなら、今以上に輝くことができるかもしれない。
レアル・マドリード
レアル・マドリードも新たな世界的ストライカー獲得を目指しているだろう。フロレンティーノ・ペレス会長曰く、世界最高FWのカリム・ベンゼマ(得点ランキング6位)もいるが、彼も先の長い選手ではない。資金力にも問題はないし、有力な移籍先候補の1つとなるだろう。
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