Jリーグは2019年シーズンから外国籍選手の出場枠が5人に拡大され、外国人登録枠の制限は撤廃される。この制度改革でさらなる大物選手がJリーグに来るのではないかと期待してしまう。ただ、期待しすぎてはいけない。これまで何度も移籍間近と報じられ、期待に胸を膨らませていたところ破談となり、肩透かしを食らってきたのだ。そこで今回は、Jリーグ移籍の可能性が報じられたが、結局Jリーグに来なかった大物選手をご紹介したい。
カフー
当時所属:ローマ(イタリア)
獲得決定していたクラブ:横浜F・マリノス
2002年の日韓ワールドカップではブラジル代表のキャプテンとして母国を優勝に導いたカフー。2003年にローマから横浜F・マリノスへの移籍が決定していた。しかし、チームへの合流直前でミランから好条件のオファーが届いたため、Jリーグ行きは破談に。横浜F・マリノスに違約金を支払い、ミランへ移籍したと報じられている。
ロビン・ファン・ペルシ
当時所属:フェネルバフチェ(トルコ)
獲得が噂されたクラブ:サンフレッチェ広島
ファン・ペルシーも2017年にJリーグ行きの噂が浮上した。情報源はトルコメディア。「サンフレッチェ広島がファン・ペルシー獲得に向けて交渉した」と報じたが、結局残留している。
クラウディオ・マルキジオ
当時所属:ユベントス(イタリア)
獲得が噂されたクラブ:不明(Jリーグ)
昨年7月にJリーグ行きの噂が浮上したのは元イタリア代表のマルキジオ。イタリア紙によれば、Jクラブからのオファーも届いていたようだが、移籍先に選択したのはロシアのゼニト・サンクトペテルブルクだった。
フランチェスコ・トッティ
当時所属:ローマ(イタリア)
獲得が噂されたクラブ:東京ヴェルディ
2017年7月、東京ヴェルディの羽生英之社長は日本で現役を続けるか、ローマで幹部になるかの二択になったと明かしていた。結局、トッティは東京ヴェルディの「天文学的な額のオファー」を断り、ローマのクラブ幹部に就任している。
ヴェスレイ・スナイデル
当時所属:ニース(フランス)
獲得が噂されたクラブ:ヴィッセル神戸
ルーカス・ポドルスキ獲得に成功したヴィッセル神戸は2017年にスナイデル獲得に動いていると報じられた。しかし、カタールのアル・ガラファへの移籍が決定した。
アドリアーノ
当時所属:ベジクタシュ(トルコ)
獲得が噂されたクラブ:ヴィッセル神戸
昨年11月にヴィッセル神戸加入の可能性が報じられたアドリアーノ。しかし、11月以降は報道がトーンダウン。ベジクタシュと契約解除の可能性も報じられているが、母国ブラジルへの復帰が有力視されている。
マルティン・カセレス
当時所属:ラツィオ(イタリア)
獲得が噂されたクラブ:ヴィッセル神戸
今年1月にヴィッセル神戸へ移籍する可能性が報じられたカセレスだが、モロッコ代表DFメディ・ベナティアの後釜としてユベントスへの復帰が決定した。
セスク・ファブレガス
当時所属:チェルシー(イングランド)
獲得が噂されたクラブ:ヴィッセル神戸
マウリツィオ・サッリ新監督の就任で定位置を失ったセスクにヴィッセル神戸がオファーしたと報じられた。しかし、セスクが移籍先に選択したのはリーグ・アンに所属するモナコだった。
マレク・ハムシーク
当時所属:ナポリ
獲得が噂されたクラブ:鹿島アントラーズ
今年1月、ハムシークが冬の移籍市場でナポリから退団する可能性が報じられた。イタリアメディアによれば、鹿島アントラーズが獲得に興味を示しているとのこと。ただ、現時点ではハムシークの移籍は決定していない。
パベル・ネドベド
当時所属:ユベントス(イタリア)
獲得が噂されたクラブ:FC東京
2008年にはFC東京がネドベド獲得に動いていると報じられた。総額10億円以上の補強費用を投入し、交渉に臨んだとされるが、結局ネドベドはユベントス残留を決断している。
ラウール
当時所属:アル・サッド(カタール)
獲得が噂されたクラブ:FC東京
2013年にはラウールのJリーグ移籍の可能性が話題となった。FC東京は「すでに水面下で年俸と移籍金を把握し、本人の意思確認を行なっている状況」と報じられたが、結局移籍は実現しなかった。
シャビ
当時所属:バルセロナ(スペイン)
獲得が噂されたクラブ:FC東京
2015年、シャビにもJリーグ入りの噂が浮上した。噂となったクラブはFC東京。結局、シャビはカタールのアル・サッドを移籍先に選択している
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