
エミリアーノ・サラ 写真提供:Getty Images
ナントからカーディフ・シティに移籍したアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラを乗せた小型飛行機の捜索活動が再開したようだ。英メディア『BBC』が伝えている。
サラは21日の夜、ナント・アトランティック空港から小型飛行機でカーディフへ。しかし、英国海峡のチャンネル諸島付近で行方不明となってしまった。その後、周辺海域をヘリコプターと救助艦などで捜索してきたものの、80時間を経過しても決定的な情報は見つからず。地元警察が24日に捜索活動を終了すると発表されていた。
しかし、捜索終了後も家族はサラとパイロットの生存を信じ、捜索活動の継続を呼びかけていた。すると、リオネル・メッシをはじめとする多くの選手やアルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領も、イギリスとフランスの両政府に捜索活動を再開するように働きかけていた。
そして、同メディアによるとサラをクライアントとするサッカーエージェント会社「Sport Cover」が25日にクラウドファンディングサイト『GoFundMe』で捜索活動のための資金を募集。これにより家族は私的に捜索活動を開始することができたという。
また、この募金活動にはナントのバヒド・ハリルホジッチ監督やマンチェスター・シティのイルカイ・ギュンドアン、パリ・サンジェルマンのアドリアン・ラビオ、バイエルン・ミュンヘンのコランタン・トリッソなど多くの選手が寄付したと伝えられ、集まった金額はすでに30万ユーロ(約3800万円)を超えているようだ。
なお、チャンネル諸島で難破船を探すことが多いダイバーの話によると今後3ヶ月以内に見つかる可能性は50%ほどとコメントしている。
コメントランキング