バルセロナは他クラブも熱視線を送っていたアヤックスのMFフレンキー・デ・ヨングの獲得に成功している。同選手はDFマタイス・デ・リフトと並び、将来のオランダ代表を担う有望株として今後の成長に大きな期待がかかっている。そこで今回はバルセロナが獲得したスターで、移籍金が高額だった5選手を紹介する。
5位:フレンキー・デ・ヨング
移籍金:6750万ポンド(約98億円)
ポジション:MF
国籍:オランダ
移籍元クラブ:アヤックス
加入時期:2019年冬
DFマタイス・デ・リフトとともにアヤックスが誇る将来のスターとしてマンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンをはじめ複数クラブから強い関心を示していたが、ヨハン・クライフをはじめ往年のスターと同じ道を辿る決断を下している。ただバルセロナへの合流は今年7月となることから、まずはアヤックスでPSVとの熾烈なリーグ優勝争いを制するために全力を注ぐことだろう。
4位:ルイス・スアレス
移籍金:7355万ポンド(約106億円)
ポジション:FW
国籍:ウルグアイ、イタリア
移籍元クラブ:リバプール
加入時期:2014年夏
ワールドカップ・ブラジル大会・グループステージのイタリア戦でDFジョルジョ・キエッリーニに噛みつき行為を働いたとして、10月末までの処分を下されていたルイス・スアレスであるが、処分明けのエル・クラシコでバルセロナでのデビューを飾り勝利に貢献している。以降、FWリオネル・メッシとともにバルセロナをけん引するストライカーとして多くのタイトルをもたらしている。
3位:ネイマール
移籍金:7938万ポンド(約115億円)
ポジション:FW
国籍:ブラジル
移籍元クラブ:サントス
加入時期:2013年夏
FIFAクラブワールドカップの表彰台でFWリオネル・メッシやMFシャビとともに並んだネイマールを巡っては、レアル・マドリードとの争奪戦を制してバルセロナが獲得に成功。メッシ、スアレス、ネイマールのMSNによる3トップは数多くの対戦相手に脅威を与え続けた。ただネイマールは2017年夏にバルセロナに別れを告げ、2億2000万ユーロという巨額の移籍金を残してパリへと旅立っている。
2位:ウスマン・デンベレ
移籍金:1億800万ポンド(約156億円)
ポジション:FW
国籍:フランス
移籍元クラブ:ボルシア・ドルトムント
加入時期:2017年夏
ネイマールがパリ・サンジェルマンへ電撃移籍したことにより、同選手の後釜確保が優先事項となっていたバルセロナは、2016/17シーズンにボルシア・ドルトムントでブレイクしていたデンベレに巨額の移籍金をつぎ込み獲得した。ただ加入1年目は長期離脱もあり本来のパフォーマンスを発揮できず、今季もトレーニングへの遅刻など素行に問題を抱えていることが話題になっている。
1位:フィリペ・コウチーニョ
移籍金:1億2150万ポンド(約176億円)
ポジション:MF
国籍:ブラジル、ポルトガル
移籍元クラブ:リバプール
加入時期:2018年冬
インテルからリバプールへ移籍して以降、評価がうなぎのぼりだったコウチーニョはユルゲン・クロップ監督からも高評価を受けていた。同監督と抱き合うシーンは多くのファンにとって馴染み深いものとなっていたものの、本人が以前から熱望していたバルセロナ行きが実現。4000万ユーロのボーナスも加味するとバルセロナへの加入選手の中で史上最高額での移籍となっている。
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