
背番号に特別な思い入れをもつサッカー選手は多い。そこで今回は、背番号別の市場価値Top3と背番号にまつわる豆知識をご紹介したい。あなたの好きな背番号は何番だろうか?(市場価値はドイツのデータサイト「Transfermarkt」を参照)

背番号1
ラ・リーガ、リーグ・アン、Jリーグなど多くのリーグで「背番号1はGKが着用しなければならない」というルールが存在する。しかし、セリエAは背番号1から背番号99までポジションの指定がない。そのため、2016年にキエーボがカナダ代表MFジョナサン・デ・グズマンに背番号1を与えるというケースも存在する。
<市場価値TOP3>
1位:テア・シュテーゲン
2位:ダビド・デ・ヘア
3位:ケパ・アリサバラガ

背番号2
歴史的な背景から基本的には右サイドバック、守備的な選手が着用する背番号だ。ただ、数人の例外も存在する。最近だとバイエルン・ミュンヘンのFWザンドロ・バーグナーが着用している。背番号2を選んだ理由については「たくさんの番号がすでに埋まっていて、割り当てられたのが2番だった」とのこと。
<市場価値TOP3>
1位:ダニエル・カルバハル
2位:カイル・ウォーカー
3位:アントニオ・リュディガー

背番号3
過去にはパオロ・マルディーニ、ロベルト・カルロス、松田直樹など守備のスペシャリストが着用してきた背番号3。現在の市場価値TOP3も守備的な選手がランクインしている。2010年ワールドカップで活躍したガーナ代表FWアサモア・ギャンはフォワードながら背番号3にこだわりを持っている。
<市場価値TOP3>
1位:マルコス・アロンソ
2位:ファビーニョ
3位:ジェラール・ピケ

背番号4
セルヒオ・ラモス、バンサン・コンパニなどのセンターバック、セスクなどのボランチが着用することが多い番号だ。日本代表で背番号4を選択した本田圭佑はこの番号に新たなイメージを作りあげた。
<市場価値TOP3>
1位:フィルジル・ファン・ダイク
2位:マタイス・デ・リフト
3位:イバン・ラキティッチ

背番号5
現代サッカーでは背番号5をアンカーの選手が着用するケースが増えている。ブスケツ、ピアニッチ、ジョルジーニョなどが背負ってプレーしている。
<市場価値TOP3>
1位:ラファエル・ヴァラン
2位:セルヒオ・ブスケツ
3位:ミラレム・ピアニッチ

背番号6
過去にはフランコ・バレージやマティアス・ザマーなどセンターバックの選手が着用するイメージが強かったが、現代ではインサイドハーフの選手が着用するケースが増加している。ブラジルではサイドバックが着用する背番号として定着しており、現在ブラジル代表の6番はフィリペ・ルイスが背負っている。
<市場価値TOP3>
1位:ポール・ポグバ
2位:マルコ・ベッラッティ
3位:コケ

背番号7
背番号7といえばマンチェスター・ユナイテッドだろう。ジョージ・ベスト、エリック・カントナ、デビッド・ベッカム、クリスティアーノ・ロナウドと世界的スーパースターが着用してきた。
<市場価値TOP3>
1位:キリアン・ムバッペ
2位:アントワーヌ・グリーズマン
3位:フィリペ・コウチーニョ

背番号8
アンドレス・イニエスタ、スティーブン・ジェラード、フランク・ランパードなどインサイドハーフの名選手たちが背番号8を着用してきた。現在の市場価値TOP3も全員ミッドフィルダーが占めている。
<市場価値TOP3>
1位:サウール・ニゲス
2位:トニ・クロース
3位:ナビ・ケイタ

背番号9
ほとんどのクラブがエースストライカーに背番号9を与えている。市場価値TOP3も全員クラブのエース。他にもロベルト・レバンドフスキやルイス・スアレスなどが着用している。
<市場価値TOP3>
1位:マウロ・イカルディ
2位:ロメル・ルカク
3位:ロベルト・フィルミーノ

背番号10
背番号10にこだわりを持っている選手も多くエースナンバーとして広く認知されている。そのため、意外な選手が10番を着用しているとつい気になってしまう。その最たる例が2009/2010シーズンのレアル・マドリードだろう。夏の移籍市場でカカ、クリスティアーノ・ロナウド、シャビ・アロンソ、カリム・ベンゼマなど大型補強を敢行したが、新銀河系軍団の初年度に背番号10を着用したのは、ラサナ・ディアラだった。
<市場価値TOP3>
1位:ネイマール
2位:リオネル・メッシ
3位:ハリー・ケイン
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