ミランのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインのチェルシー移籍が加速していることで、大型の玉突き移籍が実現しようとしている。17日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
チェルシーはイグアインの獲得に関してユベントスと合意したと報じられており、ミランのローンを引き継ぐ形で同選手を獲得するとみられている。ミラン、ユベントス、チェルシーの3クラブを巻き込んだ移籍劇だが、今後さらに多くのクラブがこの移籍の影響を受けることになりそうだ。
まず、チェルシーはイグアイン獲得のためにアルバロ・モラタの放出を急ぐ必要がある。アトレティコ・マドリードが関心を示しているが、彼らは彼らで二コラ・カリニッチの放出を進めなければいけない。そのカリニッチを狙っているのが、ミシー・バチュアイの獲得に失敗したモナコだ。要するに、カリニッチのモナコ移籍が決まると同時に残り2つの交渉も大幅に前進する可能性が高いということだ。
また、ミランはイグアインを放出した場合、代役のストライカーが必要となる。ジェノアのクシシュト・ピョンテクが候補にあがっており、ジェノアとの関係性が良いことと、ピョンテクがミラン移籍を希望しているため移籍の可能性は高いとみられている。
昨夏も玉突き移籍の当事者となったカリニッチ。今冬もう一度、同選手の所属クラブは変わることになりそうだ。
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