トッテナム・ホットスパー対マンチェスター・ユナイテッドの大一番が、日本時間14日に迫っている。オーレ・グンナー・スールシャールが監督に就任して以降、負けのないユナイテッドにとっては初の大きな難関となるだろう。そこで今回は、トッテナム戦でキーマンとなり得る4人の選手をご紹介する。
ビクトル・リンデロフ
スールシャール政権下のリンデロフは、かつてベンフィカで“アイスマン”と呼ばれていたときの輝きを取り戻している。チームが攻撃的なスタイルを強めていることで、彼の技術やレンジを含めたパス能力の高さが如実に表れた。もちろん守備面でも素晴らしく、チーム内最多の1試合あたり25タックルを記録している。ハリー・ケインが与えるプレッシャーはすさまじい。彼がどれだけ力を発揮できるかが、攻守にわたって大きく影響するだろう。
マティッチ&エレーラ
ジョゼ・モウリーニョ政権下でネマニャ・マティッチとアンデル・エレーラに任されたタスクは非常に多かったが、スールシャール政権でもそれは継続中だ。ポグバが積極的に前線に顔を出すので、パスコースを確保しながら彼のカバーリングもこなさなければいけない。トッテナムにはデレ・アリという素晴らしいMFがおり、彼ら2人にとっては更なる負担となるだろう。ただ、そこで彼らが負けてしまうとユナイテッドにとっては致命的だ。今まで以上にハードワークと気を遣うことが求められるだろう。
ポール・ポグバ
ポグバはスールシャール政権でもっとも輝いていると言っていいだろう。オフェンス面だけ見れば、ユベントス時代を上回っているかもしれない。トッテナム戦でも、彼がどれだけ前線3枚と連動しながら攻撃できるかがカギとなるはずだ。トッテナムには素晴らしいディフェンダーが多く、中盤には期待の新星ハリー・ウィンクスもいる。ポグバがうまく攻撃に参加できれば、マークの受け渡しにもずれが生じ、混乱を与えることができるだろう。
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