ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、今年最初のホームゲームでの観衆が今季ワースト3に。ソシエダに2失点完敗

 レアル・マドリードは現地時間6日、ホームでラ・リーガ第18節・レアル・ソシエダ戦を行ったものの、エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウは空席が目立ったようだ。

 この一戦では開始早々の3分にブラジル代表MFカゼミーロがソシエダの選手を自陣ペナルティエリア内で倒しPKを献上すると、これを決められ追いかける展開に。さらに61分にFWルーカス・バスケスが退場処分となり10人での戦いを強いられると83分に追加点を許し0-2と敗戦を喫している。

 今季はサンティアゴ・ソラーリ監督への交代以降も厳しい戦いが続いているマドリードであるが、ホームスタジアムへの客の入りも低調となっている。今年最初のホームゲームとなったソシエダ戦では観客数が53412人となっており、今季の公式戦の中で3番目の少なさとなっている。

 主な原因としてはスペインにおけるクリスマス最後を飾るイベントである「三賢王礼拝の日」が1月6日であることが挙げられている。ただそれでも過去に1月6日に開催した試合では2013/14シーズンのセルタ戦で65217人、2012/13シーズンのラ・レアル戦で72500人、そして2007/08シーズンのサラゴサ戦で約74000人の観衆が訪れていることを踏まえると、やはり今季の不調が大いに影響しているようだ。

 なお今季のエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウでの公式戦で70000人以上の観衆が詰めかけた試合数はわずか「1」となっており、その試合は昨年に行われたアトレティコ・マドリードとのダービーマッチである。