
シーズンも約半分が終わり、順位表も少しづつ形を整えている。苦しむクラブがここから大きな変化を生み出すには、冬の移籍市場での効果的な補強が必要になるだろう。今回はクラブとしての目標を達成するために、冬の移籍市場で選手の補強が不可欠な5クラブをご紹介する。

ミラン
今シーズンのミランの目標はチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できる4位以内でのフィニッシュだ。14試合のリーグ戦を終えた現在、勝ち点25で4位とギリギリ目標とする順位に食い込んでいる。しかし、彼らにはケガ人という大きなディスアドバンテージがある。アレッシオ・ロマニョーリやマテオ・ムサッキオ、ジャコモ・ボナベントゥーラにルーカス・ビリアなど、各ポジションの主力にケガ人を抱えており、補強は必須だ。セスク・ファブレガスやアンドレアス・クリステンセン、ズラタン・イブラヒモビッチの名前などが挙がっているが、中盤と最終ラインには最低でも1人ずつ補強が必要だろう。前線の補強はそれが終わってからでも遅くはない。

フラム
今夏の移籍市場で1億ポンド以上を費やし、アンドレ・シュールレやジャン・セリなど、ビッグネームを数多く獲得したフラム。しかし、14試合を終え2勝2分10敗の勝ち点8で最下位と苦しんでいる。このままでは昇格初年度の降格は免れないだろう。クラウディオ・ラニエリの監督就任を契機に、チームの流れを変えたいところだ。ギャリー・ケーヒルやダニー・ドリンクウォーターなどがリストアップされているとうわさされている。プレミアリーグを制した経験を持つ選手と監督の存在は大きいだろう。

トッテナム・ホットスパー
今夏の移籍市場で誰一人として補強を行わなかったスパーズ。トビー・アルデルベイレルトの負傷により、フアン・フォイスの起用を余儀なくされている。良い選手ではあるが、プレーの節々に若さが見え隠れし安定感に欠けている。高齢化が進む最終ラインの補強は不可欠だ。また、ハリー・ケインのバックアップに有効な選手がいないことも大きい。限られた戦力により、戦い方を制限されている感も否めない。ノース・ロンドン・ダービーではしっかりと対策され、4-2で敗北を喫した。新スタジアムがオープンするまでに新戦力を獲得できなければ、CL出場権の確保は難しいだろう。

ローマ
ミランと同じく、ケガ人に悩まされているのがローマだ。エディン・ジェコやステファン・エル・シャーラウィ、ダニエレ・デ・ロッシなど、中心選手の負傷は影響が大きい。ローマが補強するとすれば、ジョーカーとなりえる存在だろう。ジェコに代わりパトリック・シックがスタメンに名を連ねているが、ストライカーとしては物足りなさが残る。彼を触発するためにも、純粋なストライカーを1人獲得するのはありだろう。

レアル・マドリード
シーズンの約半分を終えて、レアル・マドリードがCL出場圏内にいないリーガは奇妙だ。しかし、これは事実でありマドリードは何かしらの対策を取らなければいけない。カゼミーロの離脱や、ナチョの離脱により有効なバックアップがいないことは明らかになった。また、主力が高齢化していることもあり、バルセロナのように徐々に若返りを図ることも必要だろう。マンチェスター・シティのワンダーボーイ、ブラヒム・ディアスなどは良い補強になるはずだ。スター選手の獲得と、チームの若がえりを図る補強のバランスが求められるだろう。
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