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「フランス人がバロンドール受賞逃したら…」 グリーズマンが授賞式前に皮肉

 アトレティコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンはバロンドールの授賞式前に皮肉めいたコメントを残していたようだ。現地時間3日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 グリーズマンは今年のバロンドール受賞候補者にレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらとともにノミネートされていた。

 昨季のヨーロッパリーグ(EL)を制し、ロシアW杯でフランス代表を優勝に導いている同選手は授賞式前に「僕は自国(フランス)にいる形となっているし幸せだよ。良い夜であるが、授賞式を楽しみたいね」と語っていた。

 そして「もしフランス人が受賞しなかったら恥ずかしいことだね。おそらく欧州カップ戦での結果がワールドカップ・ロシア大会での結果よりも重要であるだろうけど、結果を見よう」とコメント。自身がロシアW杯を勝ち取っているのに受賞を逃すことになれば納得できないという見解を示していた。

 ただバロンドールの手は昨季チャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たし、かつワールドカップ・ロシア大会でクロアチア代表を史上最高成績の準優勝に導いたモドリッチに渡っている。

 グリーズマンは全体の投票結果でクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ3位となっているが、果たしてこの結果についてどのようなコメントを残すのだろうか。