ナポリのスロバキア代表MFマレク・ハムシクは2年前にボルシア・ドルトムント行き間近に迫っていたことを明かしているようだ。現地時間28日、ドイツ紙『ビルト』がこれを伝えている。
ハムシクは2007年夏にブレシアからナポリに加入すると、中盤センターに必要不可欠な存在になるとともに精神的支柱としてチームを支えている。またナポリ在籍12シーズンで出場試合数クラブ最多記録を保持している。
ただハムシクにも過去にナポリを離れる可能性があったようだ。同選手はドイツ紙『ビルト』のインタビューにおいて「僕はボルシア・ドルトムント加入に近づいていたし、クラブと交渉していた。これは真実だよ」とコメント。
続けて「けど、交渉はそんなに簡単なものではなかった。彼らからは僕とサインする前に複数の選手を放出しなければならないと言われたよ。この交渉は8月まで続いた。ナポリでの新シーズンに向けてすでに準備を進めていたし、ここを去りたいと思っていなかった」と語っている。
またナポリ加入前については「バルセロナやレアル・マドリードも僕にアプローチしていたけど、僕はナポリに加入したことを全く後悔していない。ナポリ加入前に戻っても、僕は同じ決断を下していただろう」と語っており、ビッグクラブからの関心が真実であることも明かしている。
今季から指揮官の座に就いているカルロ・アンチェロッティについても称賛の言葉を残したハムシクは、引き続き充実したシーズンを送っているようだ。
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