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コパ・リベルタドーレスの国外開催が決定。日時はクラブWC開幕直前に

 南米王者を決めるコパ・リベルタドーレス決勝2ndレグ・CAリーベル・プレート対ボカ・ジュニアーズがアルゼンチン国外で開催されることが正式決定したようだ。現地時間27日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』など複数メディアがこれを伝えている。

 史上初となる決勝での“スーペル・クラシコ”実現で大いなる盛り上がりを見せていたコパ・リベルタドーレスであるが、24日晩にリーベル・プレートのホームでキックオフの予定だった2ndレグはリーベル・プレートサポーターがボカ・ジュニアーズのチームバスを襲撃。複数選手を負傷させたことにより、南米サッカー連盟(CONMEBOL)が翌日に延期することを発表。

 さらにボカ・ジュニアーズ側から試合をできるコンディションにないという申し立てを受けたことにより、CONMEBOLは再延期を決断していた。

 その後、両クラブ会長やCONMEBOLによる話し合いが行われている中、両クラブの本拠地があるアルゼンチンの首都・ブエノスアイレスと歴史的な繋がりの深いジェノバ市が開催地のオファーを提示するなど様々な動きが見られた。

 そしてCONMEBOLは開催日時を12月8日、または9日とした上で開催地をアルゼンチン国外にすることを正式決定した模様。その開催地だが、南米の他にもドーハ、マイアミ、そしてオファーを提示したジェノバなどが候補に挙がっているようだ。

 ただジェノバにあるスタディオ・ルイジ・フェッラーリスは、現地時間8日にジェノア対SPALが行われる予定となっており、使用の可否は不透明となっている。UAE・アラブ首長国連邦で来月12日から開催されるFIFAクラブワールドカップまでに試合を行うことが絶対条件であるが、果たして開催地はどこになるのだろうか。