11月8日〜12月15日にかけて行われる2018 AFFスズキカップ。アジアで最もホットな大会から、注目選手をご紹介。選定したのはフットボール・トライブの東南アジアエディションに所属する各編集長たち。今回はミッドフィールダーにフォーカスしてご紹介する。
クアン・ハイ
国籍:ベトナム
年齢:21
クラブ:ハノイFC
ポジション:CMF、OMF
グエン・クアン・ハイはベトナムのユース大会の王と呼ばれている。全てのハノイFCのユースのカテゴリーでプレーし、どのカテゴリーでもチャンピョンの座を勝ち取っている。2013年に16歳という若さでトップチームデビューを果たすと、2017年のアジアカップ予選でカンボジア代表相手に代表初ゴールを記録している。グエン・クアン・ハイ様々なポジションにフィットでき、素晴らしい左足を持っている。。どの中盤のポジションでもプレーできるが、最もフィットするポジションはウィングだ。サイドからカットインしての左足は、得意なパターンの1つだ。
モハマド・シャマル・クティ・ビン・アバ
国籍:マレーシア
年齢:21
クラブ:ジョホール・ダルル・タクジムFC
ポジション:CMF
シャマルは2014年に17歳というわk差で時にマレーシアカップリーグ、ムダCでデビュー。
ムダCはFAMリーグ(マレーシアリーグ3部)に所属するクラブで、マレーシアU-19代表が集まっている。2015年ムダCが解散されると、選手たちはマレーシアの各地域に戻った。シャマルはペナンFAに移籍しU-21のチームでプレー。2016年に19歳での年でトップチームデビューを果たした。その後、ジョホール・ダルル・タクジムFCにスカウトされて移籍。1年間のローンという形でポルトガル3部のビラベルデンセというチームでプレーしたが、6ヶ月後にジョホール・ダルル・タクジムFCに戻っている。2019年アジアカップ予選、香港戦で代表デビューを飾っている。シャマルは強烈な個を持つ選手ではないが、試合を読む能力は抜群。パスカットには非常に定評がある。
ティティパン・プアンチャン
国籍:タイ
年齢:25
クラブ:バンコク・グラスFC
ポジション:CMF
元タイ代表選手パイロテ・プアンチャンの息子、ティティパンは父親地と同じ道を歩んでおり、父親よりも期待されている。ムアントン・ユナイテッドFCアカデミーを卒業し、2012年にトップチームでタイリーグを優勝。北海道コンサドーレ札幌のチャナティップと同世代で彼と一緒にタイ代表のすべてのカテゴリーでプレーしている。AFCU-19を優勝すると、2013年と2015年のSEAゲームズで金メダルを獲得。その後、スパンブリー、チェンライ・ユナイテッドを経て、バンコク・グラスFCに移籍している。バンコク・グラスFCへの獲得は3000万バーツ(約1億400万円)と、タイ国内で最も高い移籍金となった。ピッチを広範囲にカバーするだけでなく、強烈なタックルを持ちゴールも確実に狙える選手だ。タイ代表チーム監督のミロヴァン・ライェヴァツ氏は彼のプレーを見て、彼はタイの「スティーブン・ジェラード」と表現した。
ステファノ・リリパリ
国籍:インドネシア
年齢:28
クラブ:バリ・ユナイテッド
ポジション:OMF
ドイツ生まれのリリパリは2011年にインドネシアの国籍を取得。2013年にインドネシア代表デビューを飾ると、2016年に行われたAFFカップでインドネシアのキープレーヤーの1人に。同大会で2得点を挙げている。1点目はインドネシアをグループステージ突破に導き、2点目は準決勝でベトナム代表を破るゴールとなった。ミッドフィルダーとしては、ゴールをセンスに優れており、オフ・ザ・ボールの動きとスペースの見つけ方は抜群だ。
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