かつてアーセナルやマンチェスター・シティなどでプレーしていた元フランス代表MFサミル・ナスリがプレミアリーグ復帰に大きく近づいているようだ。現地時間12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。
ナスリはアーセナルで2008/09シーズンから3年に渡り在籍すると、2011年夏にシティへ加入。加入1年目から定位置を掴むと、2011/12シーズンの最終節での劇的勝利によるプレミアリーグ制覇に貢献したほか、2013/14シーズンにもリーグタイトルをつかんでいる。
しかし2016年夏にジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮官に就任すると構想外扱いを受け、セビージャにレンタル。そのレンタル先での静脈注射を巡ってUEFAドーピングの規定に違反すると訴えられ、スポーツ仲裁裁判所における長期間の係争の結果、今年2月に6ヵ月間の出場停止処分が科せられていた。
さらに8月にはその出場停止期間が18ヵ月に延長されており、処分期間が昨年7月1日から来年1月31日までとなっている。
すでに今年1月末にトルコの強豪・アンタルヤスポルとの契約を解除し現在はフリーの身となっていた同選手だが、どうやらウェストハム・ユナイテッドのメディカルチェックを受信している模様。このメディカルチェックを無事にパスすれば、具体的な期間は明らかになっていないものの短期間の契約を結ぶものとみられる。
なおウェストハム・ユナイテッドはナスリがかつてシティでプレーしていた時の指揮官であるマヌエル・ペレグリーニが率いており、恩師との再会が実現する見込みとなっている。
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