ジェノアの幹部はナポリからのポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク獲得オファーを却下したことを明言しているようだ。現地時間7日、イタリアのラジオ局『Radio Crc』がこれを伝えている。
今夏にポーランド1部のKSクラコヴィアから加入したピョンテクは、8月中旬に行われたコッパ・イタリア3回戦のレッチェ戦で4ゴールを叩き出し周囲を驚かせると、開幕戦(ジェノアは第2節・エンポリ戦が開幕戦に)からリーグ戦7試合連続でネットを揺らしていた。
同選手を巡っては、ユベントス、ボルシア・ドルトムント、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、チェルシー、アトレティコ・マドリードなど早くも数多くのビッグクラブによる争奪戦の様相を呈している。
中でもナポリは2度に渡り獲得オファーを提示しているものの、いずれのオファーもジェノアは拒否していると伝えられていた。
そのジェノアのスポーツディレクターは「ナポリからオファーが来たか? 来たよ。ただ(ピョンテクの放出について話すのに)適切なタイミングではなかった」と語っている。
また同選手の放出時期については「来年6月に話し合いを再開するか? 我々はそのことについてまた後で考える」と語るにとどまっており、具体的な言及を避けている。
セリエA第9節・ユベントス戦以降は4試合連続でノーゴールに終わっており、イタリアサッカーの壁に当たっているピョンテクではあるが、ビッグクラブは依然として動向を追い続けていることだろう。
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