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現地時間5日、今季セリエA昇格組のエンポリを率いていたアウレリオ・アンドレアッツォーリが自身の65歳の誕生日という節目に解任という憂き目に遭ったことが大きな話題となっている。そこで今回は今シーズンでこれまでにクビを切られた指揮官を紹介する。
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エンポリ
アウレリオ・アンドレアッツォーリ⇒ジュゼッペ・イアキーニ(合意間近)
解任発表時期:11月5日
リーグ:セリエA
リーグ戦成績(11月5日時点):18位
昨年12月に就任し、公式戦23試合無敗という記録を樹立したアンドレアッツォーリは昨季終了後に2020年までの契約延長を勝ち取っていたが、セリエA昇格後に開幕節・カリアリ戦以降勝利から遠ざかっていたことを受け、自身が65歳の誕生日を迎えた日に解任されている。前節のユベントス戦ではイタリア王者相手に善戦していただけに、この解任劇を残念に思うファンは少なくないかもしれない。
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キエーボ
ロレンツォ・ダンナ⇒ジャンピエロ・ベントゥーラ
解任発表時期:10月9日
リーグ:セリエA
リーグ戦成績(11月5日時点):20位
現役時代にセリエA初昇格を果たして迎えた2001/02の「ミラクル・キエーボ」の立役者であるロレンツォ・ダンナは昨季終盤に指揮官に就任すると、チームを残留に導く手腕を発揮。今季も続投していたが、クラブの不正利益計上による勝ち点3はく奪の影響もあり、ここまでリーグ戦は未勝利。後任の元イタリア代表監督であるジャンピエロ・ベントゥーラも状況を好転させることはできず、早くもセリエB降格が確実視されている。
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ジェノア
ダビデ・バッラルディーニ⇒イバン・ユリッチ
解任発表時期:10月9日
リーグ:セリエA
リーグ戦成績(11月5日時点):13位
ジェノアは今夏に加入した新星FWクシシュトフ・ピョンテクのゴールラッシュで注目を集めていたほか、第8節を終えて4勝とまずまずのペースで勝ち点を積み重ねていたものの、キエーボが監督解任を発表したわずか2時間後に突然、指揮官交代を公式発表。内情が明らかになっていないためファンにとっては不可解な点が多いが、後任として現役時代に4シーズンに渡ってジェノアでプレーしていたイバン・ユリッチが「3度目」の登板を果たしている。
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ハンブルガーSV
クリスティアン・ティッツ⇒ハネス・ボルフ
解任発表時期:10月23日
リーグ:2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)
リーグ戦成績(11月5日時点):1位
昨季にクラブ創設以来初となる2.ブンデスリーガ降格という屈辱を味わい、1シーズンでのブンデスリーガ復帰が至上命題となっているハンブルガーSVだが、9月下旬以降リーグ戦5試合で3度のスコアレスドロー(0-0)を喫するなど得点力不足に悩まされたこともあり、ティッツ解任という大ナタを振るっている。ただ監督交代後は公式戦3連勝を飾るなど、再び軌道に乗ってきているようだ。
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ナント
ミゲル・カルドーソ⇒バヒド・ハリルホジッチ
解任発表時期:10月3日
リーグ:リーグアン
リーグ戦成績(11月5日時点):10位
ポルトガル1部のリオ・アヴェで監督キャリアをスタートさせたカルドーソはクラブ史上最高成績の5位という実績を残すと、今季からナント指揮官を務めていたが、成績不振のため解任。その後任としてかつて日本代表を率いていたハリルホジッチが就任するとチームはリーグ戦3連勝を飾り一気に中位まで順位を押し上げている。
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モナコ
レオナルド・ジャルディム⇒ティエリ・アンリ
解任発表時期:10月11日
リーグ:リーグアン
リーグ戦成績(11月5日時点):19位
2016/17シーズンに多くの将来有望株を擁しチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4入りを果たしたモナコであるが、メンバーの入れ替わりが毎夏激しい中で迎えた今季は先発メンバーを固定することができず降格圏に沈んだことを受けて首脳陣は解任を決断。後任としてボルドーなど複数クラブからの誘いを断っていたクラブOBのアンリ氏を招へいしたものの、未だに開幕節・ナント戦以降勝利から遠ざかっている。
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レアル・マドリード
フレン・ロペテギ⇒サンティアゴ・ソラーリ
解任発表時期:10月29日
リーグ:ラ・リーガ
リーグ戦成績(11月5日時点):6位
大黒柱であったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの退団後に指揮官を任せられたロペテギに対して今回の解任劇を少々気の毒に感じるファンは少なくないはずだ。シーズン序盤から得点力不足に悩まされるとエル・クラシコで5失点による大敗を喫し、翌日に指揮官の座を解かれている。なお現在はサンティアゴ・ソラーリが暫定監督を務めているものの、外部からの招へいが困難な状況であることから正式に指揮官に就任する可能性もあるようだ。
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