セリエA

ビッグクラブが熱視線。ミレンコビッチについて知っておきたい5つのこと

マンチェスター・ユナイテッドやトッテナム・ホットスパー、ユベントスなどから関心を持たれているフィオレンティーナのセルビア代表DFニコラ・ミレンコビッチ。今回は21歳ながら、豊富な経験から注目を集めるミレンコビッチについて、知っておきたい5つのことをご紹介する。


多彩な才能

メインポジションはCBだが、フィオレンティーナでは右SBもこなしている。左SBのクリスティアーノ・ビラーギが常に高い位置を取るため、バランスを取る形で後方からビルドアップに加わることが多い。CBとしての能力は申し分なく、195センチと体格にも恵まれているため空中戦も苦にしない。SBとしは最低限の攻撃能力を有している。


モウリーニョにもアピール?

ジョゼ・モウリーニョはインターナショナルブレークにセルビア代表とモンテネグロ代表の試合を視察。セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの視察がメインだとされているが、この試合でミレンコビッチは先発出場。2-0で勝利し、モウリーニョの前でクリーンシートを達成した。


ロシアワールドカップにも出場

昨シーズンに5大リーグ初挑戦となったミレンコビッチだが、見事にロシアワールドカップの招集メンバー入りを果たした。各年代の世代別代表でプレーしてきたミレンコビッチは依然としてU-21代表の資格を有しており、東京五輪世代でもある。ロシアW杯ではコスタリカ戦、スイス戦、ブラジル戦にフル出場を果たしている。


移籍先は?

若く才能のある選手であることに間違いはないが、欧州トップクラスのクラブでスタメンの座を勝ち取るのは容易ではないだろう。トッテナム・ホットスパーはダビンソン・サンチェスの活躍を見る限り、若いCBにとって悪くない選択肢だろう。ユベントスには手本とするべきCBが多くいる。ただ、マンチェスター・ユナイテッドに在籍するCBの現状を見る限り、若手CBが成長できるかは疑問だ。出場機会は得られやすいかもしれない。


フィオレンティーナとは4年契約

フィオレンティーナはミレンコビッチとの契約を2022年まで残している。フィオレンティーナには豊富なカードが残されていると言えるだろう。今後数か月以内に資金が必要な場合は前述のクラブと交渉を行えばいいし、じっくりと育てて市場価値を上げるのも手だろう。そこまでのレベルに到達しなければ、クラブを引っ張るCBとしてチームに引き留めるのもありだ。


名前:菊池大将
趣味:サッカー観戦、映画鑑賞、読書
好きなチーム:ACミラン
幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

筆者記事一覧