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イブラにミラン復帰の可能性が再燃。MLSでPO進出逃しシーズン終了

 アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチに、ミランへの今冬移籍の可能性が再浮上しているようだ。現地時間29日、イタリアメディア『Calciomercato.com』がこれを伝えている。

 今年12月末でクラブとの契約が満了を迎えるイブラヒモビッチの去就を巡っては、10月に入ってイタリア紙『コリエーレ・デラ・セラ』が今冬にミランへ電撃復帰する可能性を報じたことをきっかけに周囲が騒がしくなったものの、代理人を務めるミノ・ライオラ氏がこれを否定していた。

 その後はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの今夏ユベントスへの電撃移籍により得点力不足に悩まされているレアル・マドリードが移籍先の候補として浮上していた。

 その中、ロサンゼルス・ギャラクシーは現地時間28日に行われた最終節で敗れリーグ7位に転落。プレーオフ進出を逃しシーズンをいち早く終えたことにより、ミランが再び候補に挙がっている模様。

 イブラヒモビッチは欧州復帰を切望していると伝えられているほか、ミランのレオナルドSD(スポーツディレクター)が数日前に同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏とMFジャコモ・ボナベントゥーラの契約延長に向けた話し合いを行った際に議題に上がった可能性があるようだ。

 なおミラン首脳陣は以前、イブラヒモビッチの帰還への条件としてレギュラーを確約しないことをあげていると伝えられていた。果たして同選手の去就は今後、どのような変化をたどるのだろうか。