ALL

今季限りでの引退を発表した偉大な3選手。引退後は監督を目指す?

毎年訪れる名選手の引退。今シーズン始まって間もないが、早くもフットボールファンを熱狂させた選手たちが引退を表明している。そこで今回は『sportskeeda』が特集した「今季限りで引退する名選手」をご紹介したい。


シャビ

現在カタールリーグのアル・サッドに所属するシャビ。今月24日にACL準決勝でペルセポリスに敗れ、惜しくも決勝進出を逃した。

イタリア紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューでシャビは「99%これが最後のシーズンになる。(来年1月に)39歳になれば疲れるし、歩むべき道を変えなければならない」とコメント。今年6月限りでの引退を示唆していた。

「今の自分は(チーム内で)コーチのようだと感じているし、5月にはUEFAプロ監督ライセンスも終了するしね。発表する時期は考えていないけど、自分が(引退後)何をすべきかは考えているよ」

その後、アメリカメディア『AP通信』のインタビューで「少なくとも6ヶ月以上は続けると決めた。これは自分の体調にも影響されるものだが、おそらく12月までは続けるつもりだよ」と12月までの現役延長を宣言。しかし、現役引退の時は間違いなく迫っている。

今年4月にUEFAのAとBの監督ライセンスコースを受講開始。シャビ監督誕生が現実味を帯びている。


ディディエ・ドログバ

チェルシーで長く活躍した“レジェンド”ディディエ・ドログバ。すでに今季限りでの引退を表明している。現在は自らがクラブのオーナーを務めるアメリカ独立リーグのフェニックス・ライジングに所属。オーナーとしての仕事をこなしながらも、選手としても活躍中だ。

フランスのテレビ番組『Telefoot』に電話出演した際には「本当にプレーすることが楽しい」と充実ぶりを語った。

「私はプレーを心から楽しんでいる。いまのオーナー兼選手という役割も気に入っているよ。多くの若手選手に囲まれて、自分の経験を彼らに伝えることが好きなんだ。私は40歳になった。その時が来たよ」

現役引退を発表したドログバだが、古巣マルセイユ復帰の可能性も囁かれている。本人は「我々はどのようなオファーなのか見なければわからない。私はいつも助けたいと思っているよ」とコメント。今後の去就は不透明だと語った。

「ともかくマルセイユは今年いいシーズンを送っている。リュディ・ガルシアのプロジェクトは形が見えてきたし、チームは若手選手が中心に構成されている。リーグのトップ3をキープ出来れば素晴らしいことだね。私はファンとして彼らの幸せを祈っているよ」


ロビン・ファン・ペルシ

アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドで得点王に輝く活躍を見せたロビン・ファン・ペルシも今季限りでユニフォームを脱ぐことを発表した。現在は35歳となり、古巣のフェイエノールトでキャリア晩年を過ごしている。

オランダの全国紙『AD』の取材に「いつやめなければいけないか?おそらく今シーズン限りで引退するだろう」とコメント。

「私は36歳を迎える。5歳からサッカーを始め、18年間プロサッカー選手として生活したことになる。フェイエノールトへの復帰は成功だと思っている。リーグタイトルを獲得したからではなく、フットボールへの楽しさを思い起こさせてくれたからだ」

「フェイエノールトに復帰してからプレーする喜びを取り戻したよ。(若手選手に)自分の経験を伝えて恩返しをしていきたい。チームメイトを助けたいと考えているよ」