アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は今季のラ・リーガが非常に魅力的なリーグになっていると感じているようだ。現地時間21日、スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』がこれを伝えている。
今季のラ・リーガはレアル・マドリードが第9節終了時点で早くも3敗目を喫し、7位に転落。バルセロナも今節のセビージャ戦で勝利し首位に浮上したとはいえ、ここまで勝ち点を落とすことが多い。
また昨季ヨーロッパリーグ(EL)を制したアトレティコも今節は現地時間20日に行われたビジャレアル戦で1-1の引き分けに終わり、ここまで4勝4分1敗の5位と勝ちきれない試合が多い傾向にある。
シメオネ監督はビジャレアル戦後のインタビューにて「ラ・リーガは素晴らしく、そして魅力的なリーグだ」と独特の表現を使い、現在の混戦状況に触れている。
また同監督は「全てのクラブが戦っているし、そのような環境がロナウドやメッシが両方在籍していた時より競争を生み出している」とコメント。今夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがマドリードからユベントスへ電撃移籍したことにより、混戦模様となっているという見解を示した。
なおラ・リーガは第9節終了時点でエスパニョールやアラベスなど普段は来季チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内に顔を出すことがないクラブが上位に食い込んでおり、これまでタイトルを独占してきたバルセロナやマドリードは苦戦を強いられていることから、リーグ全体的に盛り上がりを見せているのかもしれない。
コメントランキング