
どんなに偉大な才能を持つ選手でも、一度襲われるとピッチに立つこと以前に練習すらも困難になってしまう負傷。これまでにも多くの選手が負傷のために、引退を余儀なくされてきた。今回は、長期的に負傷と付き合っているスター選手たちをご紹介する。

アダム・ララーナ
クラブ:リバプール
幾度となく負傷に悩まされてきたララーナ。負傷の知らせが入るたびに、「またか...」と思った方も多いだろう。献身的な姿勢はリバプールのサポーターから愛される一因となっているだけに、負傷での離脱は悔やまれる。30歳となったララーナ。コンディションを整えるのが難しいと判断したとき、彼はスパイクを脱ぐ決意を固めるだろう。

ジュゼッペ・ロッシ
クラブ:フリー
かつて欧州で最も恐れられたストライカーが、ビジャレアルで輝きを放っていたのは彼が負傷に襲われる前のことだ。ジュゼッペ・ロッシは2度の靱帯断裂を経験。4シーズン以上を棒に振っている。現在フリーの彼が多くのサポーターから称賛され続けたかつての姿を取り戻すのは難しそうだ。

サンティ・カソルラ
クラブ:ビジャレアル
サッカーの天才は、アーセナルに所属していた期間に多くの悪夢に襲われた。十字靱帯の断裂に加えて、持病であるアキレス腱の痛み、彼は10回の手術を受けている。今夏に古巣のビジャレアルに復帰したカソルラは、天才にふさわしいプレーで観るものを魅了している。

ナサニエル・クライン
クラブ:リバプール
2015年に素晴らしいパフォーマンスを見せたサイドバックは、サウサンプトンで公式戦100試合以上に出場。引き抜かれる形でリバプールへと移籍を果たす。しかし、2017/2018シーズンをほぼ棒に振るなど、負傷に苦しめられ続けている。

ジャック・ウィルシャー
クラブ:ウェストハム・ユナイテッド
短いスパンで長期的な負傷に悩まされるウィルシャーは、「ガラスの天才」と揶揄されることが多い。ウェストハムでも順調なスタートを切ったかに見えたが、4試合を終えた時点で負傷に襲われた。負傷さえなければ、イングランド代表チームでもスターになれていたはずだ。
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