
育成のための出場機会の確保、移籍先の資金事情、様々な理由から完全移籍ではなく、ローンという形で期間を限定して他クラブに移籍を果たす選手は多い。今夏も多くの選手が、ローンで新天地へと移籍を果たした。今回は、今シーズンにローン先で輝いている選手たちをご紹介する。

パコ・アルカセル
ローン元:バルセロナ
ローン先:ボルシア・ドルトムント
どんなに優れたストライカーでも、ルイス・スアレスのいるバルセロナでは出場機会の確保は難しいだろう。アルカセルも同様で、彼はドルトムントをローン先に選択した。移籍後のアルカセルはクラブと代表の両方で、驚異的な活躍を見せている。バルセロナでスアレスが不調なことを考えると、少し皮肉な結果となった。アルカセルは今シーズンのリーグ戦でスタメン出場がない。しかし、途中出場から2度ハットトリックを記録しており、得点ランキングでは2位にランクインしている。

マテオ・コバチッチ
ローン元:レアル・マドリード
ローン先:チェルシー
クロアチアのスターは、今夏にローン移籍を果たした数少ないトップ選手の1人。実力はありながらも、選手層の厚さから出場機会の少ないマドリードを離れた形だ。今シーズンはマウリツィオ・サッリの下で素晴らしいパフォーマンスを披露。サッリが彼をチェルシーに連れてきたことが正しかったと証明された。すでに、561分間プレーしているコバチッチはチームに欠かせない存在となっている。チェルシーはローン終了後に完全移籍へと動くだろう。

アンドレ・シウバ
ローン元:ミラン
ローン先:セビージャ
ポテンシャルはある...。そう言われながら、ミランでは2ゴールと苦しいシーズンを過ごしたシウバ。今夏にセビージャにローンで移籍すると、そのポテンシャルを存分に発揮し始めた。8試合で7ゴールを記録し、リオネル・メッシ、ガレス・ベイル、アントワーヌ・グリーズマンなど数多くのスター選手を差し置いて、得点ランキングの2位に君臨。セビージャが今シーズンのスタートを最高の形で迎えられたのは、彼の存在が大きいだろう。

ゴンサロ・イグアイン
ローン元:ユベントス
ローン先:ミラン
クリスティアーノ・ロナウドの加入により、はじき出されるような形でミランへとローンで加入したイグアイン。ただ、ミランでも彼の実力に疑いようはなかった。プロビンチャ相手に勝ちきれないことの多い今シーズンのミランだが、イグアインがいなければその引き分けは敗戦となっていただろう。もっと言えば、勝てた試合も引き分けになっていたかもしれない。それくらいの影響力をすでに持っている。同郷のルーカス・ビリアの存在やミランでの充実度も語っており、居心地もよさそうだ。
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