ローマのモンチSD(スポーツディレクター)はギリシャ代表DFコスタス・マノラスとイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニの契約に盛り込まれている解除条項を除外したいと考えているようだ。現地時間16日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。
マノラスを巡っては、チェルシーが今夏に契約解除金3600万ユーロ(約47億円)満額を支払う意思を見せ獲得に動いていたものの、同選手が契約解除条項の除外や解除金の引き上げをクラブに求めているものとみられる。
一方、昨夏にローマが買い戻しオプションを行使しサッスオーロから獲得したペッレグリーニには3000万ユーロ(約39億円)の解除金が設定されているものとみられ、ユベントスやインテルなどが以前から獲得に興味を示している模様。
これを受けて、モンチSDは両選手に対して年俸の引き上げを行うと同時に契約解除条項の見直しを行う考えを持っているようだ。
今夏にオランダ代表MFケビン・ストロートマン、MFラジャ・ナインゴランなど主力を放出しているモンチSDとしては、最終ラインをけん引するマノラスとイタリア国内屈指の有望株であるペッレグリーニは手元に残しておきたいのだろう。
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