セリエA ジェノア

ピョンテクの次なる行き先は? ジェノアに在籍経験のあるストライカー6選

ジェノアのポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクはセリエA初挑戦にしてゴールを量産しており、現在欧州のビッグクラブが熱視線を送っている。ピョンテクに限らず、これまでも多くの有望なストライカーを他クラブへ放出している。そこで今回は過去にジェノアに在籍していた点取り屋を紹介する。


ディエゴ・ミリート

国籍:アルゼンチン、イタリア
現在の年齢:39
ジェノア加入年:2004年冬(1回目)、2008年夏(2回目)
ジェノア退団年:2006年夏(1回目)、2009年夏(2回目)
移籍先:レアル・ザラゴザ(1回目)、インテル(2回目)

ディエゴ・ミリートがジェノアのサポーターから愛された選手のひとりであるだろう。一度スペインのレアル・ザラゴザへの完全移籍でジェノバの地を離れたものの、2008年夏の復帰決定にはファンの間で歓喜が沸き起こっていた。しかしわずか1シーズンでインテルへの放出を余儀なくされている。


ステファン・エル・シャーラウィ

国籍:イタリア、エジプト
現在の年齢:25
ジェノア加入年:2008年12月(トップチーム昇格)
ジェノア退団年:2011年夏
移籍先:ミラン

ジェノアの下部組織出身で早くも頭角を現していたエル・シャーラウィだったが、トップチームでは出場機会が限定されたこともあり2010/11シーズンに当時セリエBに所属していたパドバにレンタルで加入した。すると当初から能力を高く評価していたミランが同選手を獲得。ズラタン・イブラヒモビッチやフィリッポ・インザーギなど前線の選手層が厚かったにも関わらず、コンスタントな出場機会を得ることに成功している。


ロドリゴ・パラシオ

国籍:アルゼンチン、スペイン
現在の年齢:36
ジェノア加入年:2009年夏
ジェノア退団年:2012年夏
移籍先:インテル

アルゼンチンのボカ・ジュニアーズからジェノアに加入し欧州挑戦を果たしたパラシオは、サイドやセカンドトップなど前線の様々なポジションをこなしながら加入1年目に2桁アシストをマーク。2011/12シーズンにリーグ戦で19ゴールをあげるとシーズン終了後にインテルへ移籍している。そのインテルでは独特の髪型でファンの興味を誘っていた。


ジョバンニ・シメオネ

国籍:アルゼンチン、スペイン
現在の年齢:23
ジェノア加入年:2016年夏
ジェノア退団年:2017年夏
移籍先:フィオレンティーナ

現在アトレティコ・マドリードを率いているディエゴ・シメオネ監督の息子であるジョバンニ・シメオネは、名門・リーベルプレートからジェノアに加入。いきなり主力に抜擢され2桁ゴールを挙げると、わずか1シーズンでフィレンツェの街へと旅立った。そのフィオレンティーナでもイタリア代表FWフェデリコ・キエーザらとともに強力な攻撃陣を形成している。


ピエトロ・ペッレグリ

国籍:イタリア
現在の年齢:17
ジェノア加入年:2017年夏(トップチーム昇格)
ジェノア退団年:2018年夏
移籍先:モナコ

2016/17シーズンに15歳280日という異例の若さでセリエAデビューを飾ったペッレグリは、そのシーズンの最終節・ローマ戦で開始早々にネットを揺らし、史上3番目の若さでのゴールを挙げた選手として話題になっていた。ただ今夏のモナコ加入以降はハムストリングスの負傷に悩まされている。


クシシュトフ・ピョンテク

国籍:ポーランド
現在の年齢:23
ジェノア加入年:2018年夏
ジェノア退団年:現在所属
移籍先:なし

ポーランド1部のKSクラコヴィアからこの夏に加入したピョンテクは、今季開幕からリーグ戦8試合連続でゴールを決めるなどセリエA初挑戦にして驚異の得点能力を発揮。早くもボルシア・ドルトムント、バルセロナ、ユベントスなどビッグクラブがこぞって興味を示しており、ナポリは2500万ユーロ(約32億円)のオファーを拒否されたとも伝えられている。