プレミアリーグ チェルシー

チェルシー指揮官サッリ、昨季出場機会激減のダビド・ルイスを高評価

 チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督はDFダビド・ルイスがアントニオ・コンテ前チェルシー指揮官のもとで出場機会を減らしていたことについて触れているようだ。現地時間30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 ダビド・ルイスはコンテ新監督のもと2016年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からチェルシーに復帰すると、復帰1年目はプレミアリーグで33試合に先発出場を果たしタイトル獲得に大きく貢献していた。しかし昨季は膝や足首の負傷もあり、リーグ戦でわずか13試合の出場にとどまっていた。

 サッリ監督は同選手の置かれていた状況について「2シーズン前、彼はこのクラブで主力だった。そして半年前はプレーしていなかった。これには彼も少し困惑していたよ」と語っている。

 また同監督は「ここにやって来たとき、彼は私の目指すスタイルにはまっている選手だと感じた。彼はテクニック面にて優れたセンターバックだしね。私は彼の兼ね備えているクオリティを評価する。以前私が彼に対して抱いていたイメージよりもずっと良いよ」と同選手を主力として大いに評価していることも明かしている。

 なおチェルシーは今節リバプールと引き分けて勝ち点17の3位につけている。首位のマンチェスター・シティ、2位のリバプールと同様にここまで無敗をキープするなど好調を維持している要因として周囲はダビド・ルイスの存在を挙げており、今後もこのセンターバックのパフォーマンスから目が離せなさそうだ。