ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

レアル、アトレティコとのダービー直前に痛手。マルセロが負傷離脱

 レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロは筋肉系トラブルにより戦線離脱を余儀なくされるようだ。現地時間28日、マドリード公式サイトがこれを伝えている。

 マルセロは現地時間25日に行われたラ・リーガ第6節・セビージャ戦で先発フル出場を果たしたものの、後半に足を引きずる仕草を見せていたことから負傷の可能性が伝えられていた。同選手はその後クラブのメディカルスタッフのもと検査を受けているが、その結果右脚のヒラメ筋に問題を抱えていることが判明している。

 これにより、レアル・マドリードは現地時間29日に行われるアトレティコ・マドリードとのマドリードダービーに同選手を欠いて臨むことが確実となっている。

 なおマドリードは今夏にDFテオ・エルナンデスをレアル・ソシエダに1年のレンタルで放出しているため、左サイドバックを本職とする選手が不在となっている。ただセビージャ戦では右サイドバックのポジションで出場していたDFナチョ・フェルナンデスが左サイドでのプレーも可能であるため、ダービーマッチでは同選手がマルセロの穴を埋める形となりそうだ。

 不動のサイドバックとしてマドリードの強力な攻撃に必要不可欠な存在であるマルセロの負傷離脱はチームにとって痛手となりそうだ。同選手不在の中でフレン・ロペテギ監督がどのような采配を見せるのか注目が集まる。