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リバプール指揮官クロップ、チェルシーとの連戦を前に敵将を称賛

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は今季からチェルシーを率いているマウリツィオ・サッリ監督の手腕を称賛しているようだ。現地時間25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 リバプールとチェルシーは現地時間26日にリバプールの本拠地・アンフィールドで、そして29日にはチェルシーの本拠地・スタンフォードブリッジで相対する。

 カラバオカップ3回戦、そしてプレミアリーグ第7節と2戦連続でチェルシーとの対戦を控えているクロップ監督は前日記者会見において「私が見てきたクラブの中で、チェルシーはこれだけの短期間で最もフットボールのスタイルが変わったクラブだ」と強敵に対する印象を語っている。

 また同監督は続けて「チェルシーのスタイルは昨シーズンとは完全に異なるものだ。彼は何という監督なんだ。ナポリで指揮を執っているときから私は彼のサポーターだ。実に優れたフットボールを展開している」とコメント。初めてのプレミアリーグ挑戦にして完成度の高いフットボールをここまで披露しているサッリ監督を称えている。

 なおリバプールは現在リーグ戦で6戦全勝の勝ち点18で首位に立っている一方、チェルシーは5勝1分の勝ち点16で3位と両チームの勝ち点差はわずか2である。カラバオカップも含めてこの2試合は今後の両チームの行方を左右する重要な試合となることだろう。