ラ・リーガ バルセロナ

オランダの新星巡り、レアルが106億円用意で場外クラシコ勃発

 レアル・マドリードとバルセロナはアヤックスのFWフレンキー・デ・ヨングを巡り、水面下で争奪戦を繰り広げているようだ。現地時間25日、スペイン紙『アス』がこれを伝えている。

 フレンキー・デ・ヨングは昨季、エールディビジ(オランダ1部)で22試合に出場し7アシストを叩き出した有望株であり、複数のビッグクラブが獲得に興味を示している。その中でも今夏の時点ではバルセロナが獲得に近付いていると伝えられていたものの、争奪戦の状況に変化があったようだ。

 マドリードはこの夏、チェルシーにクロアチア代表MFマテオ・コバチッチを1年レンタルで放出しているが、同選手の後釜としてフレンキー・デ・ヨングをリストアップしている模様。さらに同クラブは移籍金として8000万ユーロ(約106億円)を用意しているようだ。

 またスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じるところによると、トッテナム・ホットスパーも同選手獲得に向けて5000万ユーロ(約65億円)を用意していると伝えられており、水面下での争奪戦はより一層熾烈(しれつ)なものになるとの見方が広まっている。

 なおアヤックスのマルク・オーフェルマルスSD(スポーツディレクター)は以前、同選手の放出を完全否定するようなコメントを残している。果たしてフレンキー・デ・ヨングをあ巡る獲得レースの結末はどのようなものとなるのだろうか。