マンチェスター・シティの選手たち 写真提供:Getty Images
ヨーロッパ連合(EU)からの離脱(ブレクジット)に向けて動いている英国。その影響はサッカー界にも及ぶ影響があるかもしれず、プレミアリーグは用心深く動向をうかがっているようだ。イギリス「BBC」が伝えている。
現在、欧州経済領域(EEA)内の選手は労働許可証なしで契約することができ、EEA外の選手に関しては自国代表として国際試合の60%に出場するなどの規定が設けられている。
しかしブレクジットが完了すれば、この規定を変更せざるを得ない恐れがある。プレミアリーグのスポークスマンは「国内と国外のタレントの組み合わせに依存している他の多くの組織と同じように、ブレクジット後の規制や政治的ビジョンを理解してもらえることを待ち望んでいます」と話し、こう続けた。
「ヨーロッパの有望な選手を獲得することは、プレミアリーグの成長にとって欠かせないもの。クオリティの高い選手がリーグに加わり、イギリスやアイルランドの選手と競うことで、観客や国際的な関心が高まるのです」
「私たちにとって、ヨーロッパの選手が現在享受している自由の下に選手を獲得することは、非常に重要です」
また、これについての政府との話し合いはポジティブなものだったとし、プレミアリーグが英国にもたらせる利益を示すことができたと述べた。
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