チャンピオンズリーグ

いよいよ今週にGS抽選会。今季CL出場クラブ・ホームスタジアム7選【vol.1】

8月中旬に欧州主要リーグが続々と開幕しているが、チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ抽選会が現地時間30日に行われる。そこで今回はイタリアとスペインの今季CL出場クラブのホームスタジアムを紹介する。


ワンダ・メトロポリターノ

クラブ名:アトレティコ・マドリード
開場年:1994年
収容人数:73000人

これまで本拠地として使用していたビセンテ・カルデロンの老朽化とスタジアムの真下に高速道路が通っているという立地の関係もあり、以前から移転の計画が進められていた。2011年11月から本格的な改修工事を開始、収容人員が2万人から7万人へと大幅に増加した。2016年12月には中国企業の大連万達グループが命名権を取得したことにより、スタジアム名がワンダ・メトロポリターノになった。アトレティコは昨シーズンからこのスタジアムを使用しており、今季のCL決勝の舞台でもある。


エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ

クラブ名:レアル・マドリード
開場年:1947年
収容人数:81044人

エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウは、スペインのマドリードにあるサッカー専用スタジアムでリーガ・エスパニョーラに所属するレアル・マドリードのホームスタジアム。建設当初は27645人分のシートに47500人が立ち見可能なスタジアムであった。その後1953年の拡張工事により一時は120000人を収容していたが、UEFA主催大会での立見席禁止などの規定により、収容人数が減少した。現在改修プロジェクトが進行している。


カンプ・ノウ

クラブ名:バルセロナ
開場年:1957年
収容人数:99786人

カンプ・ノウは、スペイン・カタルーニャ州バルセロナにあるサッカー専用スタジアムである。スタンドの景観はもとよりピッチの水捌けまで計算されている。ピッチは肉眼では分からない位アンジュレーションが付いていてほんのわずかだけ真ん中が高く、外に行くにつれてだんだん低くなる設計がされており水が流れ出るようになっている。また、カンプ・ノウの老朽化に伴いノウ・カンプ・ノウが新たに作られる。ノウ・カンプ・ノウの収容人数は105000人に増えるとされている。


アリアンツ・スタジアム

クラブ名:ユベントス
開場年:2011年
収容人数:41000人

これまではユベントス・スタジアムと呼ばれていたが、2017年からはドイツの大手保険会社であるアリアンツが命名権を取得したことでアリアンツ・スタジアムに改名された。クラブ自体が所有している数少ない本拠地のうちの一つで、特徴はスタンドとの距離が非常に近いことに加え、同敷地内にはクラブのオフィシャルショップやショッピングモールも併設されている。


スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ

クラブ名:ローマ・ラツィオ
開場年:1937年
収容人数:70634人

1960年に開催されたローマ・オリンピックのメイン会場として使用された、イタリアで2番目に大きなスタジアム。また、1990年のイタリア・ワールドカップで使用され、UEFAチャンピオンズリーグ決勝を1977年、1984年、1996年、2009年と4度に渡って開催している。 2007年からはコッパ・イタリアの決勝会場となっている。


スタディオ・サン・パオロ

クラブ名:ナポリ
開場年:1959年
収容人数:60200人

イタリアで3番目に大きなスタジアムであり、かつてはアルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナがプレーしていたところでもある。ホームゲームの際にはサポーターからの大きな声援が響き渡り、壮大な雰囲気を作り上げる。特に、チャンピオンズリーグの際にはアンセムの最後の部分である「チャンピオンズ」をサポーターが大きな声で合唱する。2016年には、この合唱により地震計が作動したことがある。


スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(サンシーロ)

クラブ名:インテル、ミラン
開場年:1926年
収容人数:80018人

インテルとミランが長らく本拠地として使用しているスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァは、イタリアを代表するトラックが無いサッカー専用スタジアムである。ミランには昨夏まで新スタジアム建設の機運が高まっていたが、ミラノ市の反対にあいトーンダウンしている。