世界最高峰の攻撃的選手を揃えているプレミアリーグ。現時点で最も素晴らしいストライカーは誰なのだろうか?今回は『フォー・フォー・トゥー』でJoe Brewin氏が特集した「現時点でのプレミアリーグ最高のストライカーTOP10」をご紹介したい。
(明確な評価基準はないため、昨季成績とリーグ通算成績を追記)
10位:アルバロ・モラタ
所属:チェルシー
昨季成績:31試合出場11ゴール
リーグ通算成績:33試合出場12ゴール
マウリツィオ・サッリ新監督のもと再起を誓っている。アーセナル戦ではゴールを記録するなど、今後の期待が膨らむパフォーマンスを見せた。現時点ではオリビエ・ジルーよりもチーム内の序列は高く位置付けられている。ロシアワールドカップのスペイン代表招集メンバーから選出漏れしたが、背番号は「9」から「29」に変更された。呪われた9番を放棄したことで(過去の着用者:フェルナンド・トーレス、ラダメル・ファルカオ、スティーブ・シドウェル、ハリド・ブラールズなど)活躍の可能性は高まったかもしれない。
9位:マルコ・アルナウトビッチ
所属:ウェストハム・ユナイテッド
昨季成績:31試合出場11ゴール
リーグ通算成績:158試合出場34ゴール
過去5年間でデイビッド・モイーズ監督に感謝した人物は少ないが、アルナウトビッチはその一人に入るだろう。ウェストハム加入後11試合0ゴール0アシスト、レッドカード1枚と散々な結果を残していたが、モイーズ監督就任後に完全復活。11得点6アシストとチームに欠かせない存在へと成長した。大型補強を敢行したウェストハムで今季もゴール量産が期待されている。
8位:ウィルフレッド・ザハ
所属:クリスタル・パレス
昨季成績:29試合出場9ゴール
リーグ通算成績:145試合出場23ゴール
ザハのドリブル技術を疑う人間は少ないだろう。クリスタル・パレスで活躍し、プレミアリーグ内でも確固たる地位を築いている。ロイ・ホジソン監督が率いた昨シーズンのチームで中心的な役割を担い、9ゴール3アシスト4つのペナルティキックを獲得した。ビッククラブへの移籍が毎年のように待望される現在25歳だ。
7位:ロメル・ルカク
所属:マンチェスター・ユナイテッド
昨季成績:34試合出場16ゴール
リーグ通算成績:222試合出場102ゴール
格下チームとの対戦のみで活躍すると長期的な批判に晒されている。しかし、プレミアリーグでの実績は確かなものだ。リーグ通算222試合で102ゴール、UEFAチャンピオンズリーグでは8試合5ゴールと数字を残している。
6位:ピエール=エメリク・オーバメヤン
所属:アーセナル
昨季成績:13試合出場10ゴール
リーグ通算成績:15試合出場10ゴール
2018/2019シーズン、アーセナルのファイナルサードでオーバメヤンは重要な役割を担うだろう。今年1月にボルシア・ドルトムントからシーズン途中に加入すると、13試合で10ゴールを奪取。世界で最も危険なフロントマンとなった。
5位:ジェイミー・バーディー
所属:レスター・シティ
昨季成績:37試合出場20ゴール
リーグ通算成績:144試合出場63ゴール
31歳となった現在もプレミアリーグで最も鋭い走力を持つ選手の一人だ。2014/2015シーズンにブレイクを果たして以降、スピードだけでなくその得点力もリーグ屈指である。加齢と共にスピードは落ちるだろうが、レスターは35歳まで契約を結んでおりクラブからの信頼は厚い。
4位:ガブリエル・ジェズス
所属:マンチェスター・シティ
昨季成績:29試合出場13ゴール
リーグ通算成績:41試合出場21ゴール
たとえセルヒオ・アグエロがシーズン終了の怪我を負ったとしても、マンチェスター・シティにはガブリエル・ジェズスが在籍している。昨季は当時20歳ながらプレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグを合わせて17ゴールを記録。今後も大きく成長するだろう。
3位:ロベルト・フィルミーノ
所属:リバプール
昨季成績:37試合出場15ゴール
リーグ通算成績:105試合出場36ゴール
プレミアリーグで最も利他的な選手だろう。最も効果的なプレーをする選手とも言い換えられる。モハメド・サラー、サディオ・マネと形成するトリオは完璧であり、対戦相手にとっては恐ろしい存在だ。2017/2018シーズンはプレミアリーグで15ゴール、UEFAチャンピオンズリーグで11ゴールを記録した。
2位:ハリー・ケイン
所属:トッテナム・ホットスパー
昨季成績:37試合出場30ゴール
リーグ通算成績:155試合出場109ゴール
ハリー・ケインは2014/2015シーズンに21ゴールを決めてブレイク。2015/2016シーズンは25ゴール、2016/2017シーズンは29ゴール、2017/2018シーズンは30ゴールと毎年自己記録を更新している。ロシアワールドカップではイングランド代表として1986年大会ゲーリー・リネカー以来となる32年ぶりの得点王に輝いた。
1位:セルヒオ・アグエロ
所属:マンチェスター・シティ
昨季成績:25試合出場21ゴール
リーグ通算成績:208試合出場146ゴール
2011年にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・シティへ移籍して以降、プレミアリーグで輝かしい実績を残している。初年度は10ゴール、2年目は23ゴール、3年目は12ゴール、4年目は17ゴール、5年目は26ゴール、6年目は24ゴール、7年目は20ゴール、8年目は21ゴールとハイレベルを維持し続けた。3度のリーグ優勝に貢献している点も評価に値するだろう。
コメントランキング