チェルシーはレアル・マドリードに移籍したGKティボー・クルトゥワの後釜としてアトレティコ・マドリードのスロベニア代表GKヤン・オブラクに獲得オファーを提示していたようだ。13日、スペイン紙『マルカ』がこれを報じている。
昨季までチェルシーの正守護神を務めていたクルトゥワはベルギー代表としてワールドカップ・ロシア大会で史上最高成績となる3位に導いた後、先週なかばにマドリードへの移籍が正式発表されている。一方、チェルシーは同選手の後釜としてアスレティック・ビルバオのスペイン代表GKケパ・アリサバラガを契約解除金満額の8000万ユーロ(約102億円)を支払い獲得している。
ただチェルシーは当初、ケパではなくオブラクの獲得を狙っていたようだ。オブラクとアトレティコとの契約には1億ユーロ(約131億円)による契約解除条項が盛り込まれており、チェルシーは満額を支払う構えを見せていたものの、同選手がロンドン行きに興味を示さなかったことから破談に終わったものとみられる。
プレミアリーグの移籍市場閉鎖直前のドタバタ劇を演じたチェルシーだが、仮にオブラクを獲得していたとしても高い買い物となったことに変わりはなさそうだ。
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