セリエA ミラン

今季こそ返り咲きなるか。米資本で高まるCL復帰の機運

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 ユベントスは今夏にクリスティアーノ・ロナウドを獲得。これだけでもCL制覇への本気度がうかがえるが、それを確固たるものに少しでも続けるためにボヌッチの獲得は必要不可欠とも言えるものだった。ボヌッチは2016/2017シーズンのCLで堅守を支えた中心人物。実力に疑いの余地はない。

 また、ユベントスがカルダラをボヌッチと同額でのトレードで放出したのにはもう一つの理由がある。レオナルドの粘りだ。C・ロナウドを獲得したユベントスはイグアインの放出が絶対条件となった。なぜなら試合にも出ない高給取りのイグアインをクラブに残すことは、客が一人も来ない赤字のレストランを経営し続けるのと同じような状況になるからだ。

 レオナルドはそこを突いた。カルダラを放出する意思のないユベントスに対して、カルダラを要求し続けた。ベナティアなどの代替案を提示したユベントスだったが根負け。イグアインを放出しなければいけないという部分を上手く使い、レオナルドがユベントスの妥協点を見つけ出したのだ。また、イグアインを買い取りオプション付きのレンタルで獲得したが、これはフィナンシャル・フェア・プレーの制裁を回避するため。実質は買取義務と変わらない。

 中国資本が離れ、今夏は多くの補強資金を使えないはずのミランだったが、ここまでにカルダラ、イグアインに加えホセ・マヌエル・レイナ、イバン・ストリニッチ、アレン・ハリロビッチの5選手を獲得。ウクライナの盟主、シャフタール・ドネツクでスタメンを張っていたベルナルジの獲得も近いという報道も出ている。

 昨シーズンの後半からポテンシャルを発揮しはじめたハカン・チャルハノールや欠かせない存在となっているフランク・ケシエといった昨夏の補強選手。下部組織出身のパトリック・クトローネやジャンルイジ・ドンナルンマ。そして、下部組織出身ではないがミランを支えてきたアレッシオ・ロマニョーリやスソ。最後に今夏の補強選手たち。米資本の下でミランがCLに復帰する機運は高まっている。

著者:菊池大将

フットボール・トライブ・ジャパン副編集長。アイドルはシェフチェンコ。

Twitter:@yukkenokonoko

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名前:菊池大将
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