
大会:ロシアワールドカップ
カード:コロンビア対イングランド
対象チーム:イングランド
スコア:1-1(PK3-4)
担当者:ペペ土屋( @PPDOLPHINS )
※最高点を10、最低点を1として採点。標準的な活躍を6とする。
※出場時間が短い選手は採点なし。

ジョーダン・ピックフォード
採点:7.5
“PK戦の呪縛”を解くPKストップを記録。若き守護神がイングランド国民に歓喜をもたらした。試合中の1失点h彼の責任ではなく、ノーチャンスだった。3セーブを記録し、最後まで最後の砦として安定した仕事をした。

カイル・ウォーカー
採点:6.5
類まれなフィジカル能力と予測の良さを活かしたカバーリングで、チームをピンチから救った。攻撃面でもボールを持ちあがって攻撃に厚みをもたらした。

ジョン・ストーンズ
採点:5.5
またPK戦で敗れるかもしれないという絶望を、イングランド国民によぎらせる失点シーンでは、彼がミナをマークするはずだった。しかしビルドアップの局面では、優れたパス出し能力で攻撃にテンポを生んだ。

ハリー・マグワイア
採点:6.5
空中戦で圧倒的な強さを発揮し、セットプレーでターゲットとして活躍。終始コロンビアの選手と小競り合いを繰り返す、精神的に落ち着かない面も見せたが、守備面でも基本的には安定していた。

キーラン・トリッピアー
採点:6.5
モヒカと見ごたえのあるマッチアップを展開。どちらも譲らない中で彼の左足を使わせない巧みな1対1の対応を披露。プレシャーのかかる場面でPKもしっかりと蹴り込んだ。

ジェシー・リンガード
採点:6.0
間違いなく気の利くプレーヤーであり、120分間好守にイングランドの中盤を安定させた。コーナーキックのカウンターを受けないための彼の対応は、チームに安心感を与えた。

ジョーダン・ヘンダーソン
採点:6.0
序盤からキンテーロのマークを受けてビルドアップで仕事をさせてもらえず。もったいないイエローカードを受けたことでサウスゲートをヒヤリとさせたはずだ。しかし延長戦に入ってもスプリントをかけるなど、気持ち入ったプレーを見せた。

デレ・アリ
採点:5.5
負傷の影響もあったのか、存在感の薄い試合だった。中盤でボールをもつことはあったものの、ハリー・ケインとの距離が遠く、彼に求められていることのひとつである、ゴール前で決定的な仕事ができなかった。

アシュリー・ヤング
採点:5.5
クアドラードの対応に手を焼いた。違いを創るべき攻撃面でもほとんどインパクトを残せなかった。状況が違うため、単純比較はできないが、延長戦から投入されたダニー・ローズの方が印象は良かった。

ハリー・ケイン
採点:7.5
エースがエースたるゆえんをこの試合でも証明した。自分で獲得したPKを自ら決めて今大会6ゴール目をゲット。前線にとどまるだけでなく、下がってビルドアップに参加するなど、チームとしての仕事を率先してこなした。PK戦でも最初のキッカーとしてきっちり成功させた。

ラヒーム・スターリング
採点:5.5
ゴール近くまで迫るものの、ファイナルサードでの精度がいまだに上がってこない。しかし守備時には気の利いたポジショニングで2つのパスコースを消して、コロンビアのビルドアップをけん制できていた。あとは得点が必要だ。

エリック・ダイアー
採点:6.0
後半からの出場で中盤以下に高さと強さをプラスした。3センターバックの一角としてもプレーし、危険なコロンビアの攻撃陣をブロック。PK戦では最後のキッカーを務め、落ち着いて成功させた。

ジェイミー・バーディー
採点:6.0
後半途中から出場。深さを作る裏へのスプリントでコロンビアを間延びさせた。特に延長戦に入ってからはその威力が増し、何度かゴールに迫った。
コメントランキング