
アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)でプレーするミネソタ・ユナイテッドMFコリン・マーティンが同性愛者であることを発表した。29日、英紙『ガーディアン』が報じた。
23歳のマーティンは昨シーズンDCユナイテッドからミネソタ・ユナイテッドに移籍し、MLSでは通算32試合に出場。U-20アメリカ代表でも出場歴がある。
29日のゲイ・プライドを記念したホームゲームの前に、自身のソーシャルメディアのアカウントに「ゲイであることを公言しているMLS選手になります」と声明を投稿した。
Tonight my team, @MNUFC , is having their Pride night. It's an important night for me — I'll be announcing that I am an openly gay player in Major League Soccer. #soccerforall pic.twitter.com/cOJQXfrBiv
— Collin Martin (@martcw12) June 29, 2018
MLSではロサンゼルス・ギャラクシーのロビー・ロジャースが2013年にカミングアウトしているが、既に引退している。またNBAやNFLでも同性愛者であることを公言している選手がいたが現在はプレーしておらず、アメリカ主要プロスポーツ界の現役男性選手で公表を行っているのはマーティンだけとなる。
家族や友人、チームメートには何年も前からゲイであることを伝えていたと言うマーティンは、「MLSの全ての人が優しく受け止めてくれたことで、世間に公表するという決断がより簡単になりました」と語っている。
「ありのままの私を無条件でサポートしてくれたチームメートに感謝します。スポーツの世界にいる人々にはプロのアスリートとしての経験から、スポーツがあなた自身を心から受け止めてくれるという信頼を失わないよう励ましたいと思います」
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