ロシアワールドカップ(W杯)グループB第3戦、ナイジェリア対アルゼンチンの一戦が行われ、アルゼンチンがナイジェリアを2-1で下した。
勝利が必要不可欠なアルゼンチンと引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるナイジェリアの一戦は神の子リオネル・メッシのオープニングゴールでスタート。14分、ナイジェリアDFラインの裏を取ったメッシにエベル・バネガがロングボーる。完璧なトラップから右足を振りぬきネットを揺らした。アルゼンチンが幸先のいいスタートを切る。
その後もアルゼンチンが主導権を握る形で試合が進んだが、追加点は生まれず。1-0とアルゼンチンのリードで試合はハーフタイムへ。
迎えた後半、立ち上がりにCKを獲得したナイジェリア。ファーサイドへボールを送るとニアサイドでハビエル・マスチェラーノがレオン・バログンを掴んで倒し、これがPKの判定。これをキッカーのビクター・モゼスが冷静にキーパーの逆をついて沈め、同点に。これで試合は1-1となり、アルゼンチンのグループステージ敗退が大きく近づく。
試合終了が近づいた86分、アルゼンチンが土壇場で意地を見せる。ガブリエル・メルカドのクロスに反応したマルコス・ロホが逆足でダイレクトシュート。これがゴール右に決まり、アルゼンチンが試合を1-2とし逆転に成功する。
焦るナイジェリアだったが、同点にすることはできず1-2で試合終了。アイスランドがクロアチアに敗れたため、アルゼンチンが大逆転で決勝トーナメント進出を決めた。
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