
著者:チアゴ・ボンテンポ(翻訳者:カワタマリオ)
日本はこの試合に勝てたか?イエス。そして同じように負ける可能性もあった。サムライブルーとテランガライオンズは決勝トーナメント進出に向けて大きな一歩を踏みだした。両国ともいいプレーを見せた。両国ともより良い結果に相応しかった。最終的に戦利品はシェアされ、共に勝ち点1を手にした。肝を冷やすようなプレー、美しいプレー、失敗、この試合は、今のところの今大会のベストゲームのひとつだった。二つのダークホースがグループHのトップで第2節を折り返し、日本は2枚分少ないイエローカードによって、アドバンテージを得ている。
もちろん改善すべき部分はある。日本代表の試合の前には、いつも同じ疑問が頭に浮かぶ。「ディフェンスは、またゴールをプレゼントするだろうか?」「オフェンスはまたチャンスを逃すだろうか?」彼らはセネガル戦で両方ともを見せた。最も心配な状況はゴール前に存在している。川島永嗣は毎試合ミスをしている。特大のポテンシャルを秘め、来年1番をつけるだろう中村航輔はその問題を解決できる存在だ。東口順昭も優れた選手であり仕事を任せられるだろう。しかし西野監督の川島に対する信頼は揺らぎそうにない。西野監督はゴールキーパーを大会途中に交代することを好まないように見えるため、私たちは川島がすでに不運を使い果たし、本来の姿を取り戻すことを祈るしかない。もしも彼が昨シーズンにメスで見せたようなパフォーマンスを見せれば、すべてのファンが喜ぶことだろう。
一方でディフェンスラインは彼らの価値を証明した。センターバックの吉田麻也と昌子源は極めてソリッドなパフォーマンスを見せ、相手選手に多くのスペースを与えないとともに、セネガルの選手相手に個人でのデュエルの局面で負けなかった。酒井宏樹と長友佑都は長谷部誠と柴崎岳と同じように、彼らの仕事をそつなくこなした。加えて、柴崎は信じられないような試合をした。彼にとって素晴らしいW杯になっている。私たちの“ニュー遠藤”は中盤を支配し、素晴らしいパフォーマンスを見せたコロンビア戦の後、セネガル戦でも同じようなプレーを見せた。ロングボールやカギとなるパスだけでなく、守備でもマーキングやカバーリングで違いを創った。彼はチームが欠いていたタイプの選手である。バヒド・ハリルホジッチ監督が探し続け、結局見つけられなかったタイプの選手だ。柴崎はスペインに渡る前の鹿島での平均的なシーズンや怪我などにより、代表チームでレギュラーの座をつかむことはなかった。2週間前、彼は先発ですらなかった。そして今、彼はチームのエースであるかのようにプレーしている。今大会で最高の日本人選手だ。彼にとって最高のタイミングである。
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