ワールドカップ 代表チーム

元イングランド代表リネカー、28年ぶりに自身の名言をアップデート

 元イングランド代表のゲーリー・リネカー氏は日本時間24日未明に行われたワールドカップ・ロシア大会・グループステージ第2戦のドイツ対スウェーデンについて、独特の表現を用いてドイツ代表の戦いぶりを称賛しているようだ。24日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 この一戦では後半開始早々にボルシア・ドルトムントのMFマルコ・ロイスが同点ゴールを決めるも、82分にバイエルン・ミュンヘンのDFジェローム・ボアテングが2枚目のイエローカードを受けて退場に。数的不利となったドイツだったが、試合終了直前にレアル・マドリードのMFトニ・クロースがFKから見事なシュートでゴールネットを揺らし、劇的勝利をもたらした。

 この試合についてリネカー氏は「フットボールというのは至ってシンプルなものである。22人の選手たちが82分間ボールを追いかけると、ドイツが1人退場者を出したことにより13分間は21人が追いかけ、そして最後はドイツがんとか勝つのだ」という“名言”を自身のSNSに投稿しており、多くのフットボールファンが反応しているようだ。

 なお同氏はかつて1990年のワールドカップ・イタリア大会でドイツと対戦し敗れた際にも今回の言葉に似たようなコメントを残しており、28年の時を経て同氏の名言が“アップデート”した形となった。