大会:国際親善試合
カード:日本代表対パラグアイ代表
対象チーム:日本代表
スコア:
※最高点を10、最低点を1として採点。標準的な活躍を6とする。
※出場時間が短い選手は採点なし。
東口順昭
採点:5.5
クロスボールに対する判断ミスや、彼のミスではないものの先制点を許した。しかし、小さなミスはあったものの川島永嗣よりも劣っているとは言い難い。
遠藤航
採点:5.0
彼にとって難しい起用のされ方だったと言っていい。慣れない4バックの右サイドバックとして出場し、ポジショニングを観る限り攻撃参加も積極的にするように指示が出ていたのだろう。彼の特性は出せなかった。
植田直通
採点:6.0
前半に空中戦で競り負けたり、前からボールを奪いに行くも奪い切れなかったりした場面はあったが、後半には見事に修正。相手フォワードとの競り合いにも負けず、クラブでコンビを組む昌子とのコンビネーションもスムーズだった。
昌子源
採点:6.5
ディフェンスのリーダーとして、スイス戦よりも高めに設定したディフェンスラインを90分通してしっかりと統率し続けた。カバーリングもポジションもよく、後半はほとんどチャンスを与えなかった。
酒井高徳
採点:7.0
最近の日本代表の試合では、右サイドバックとして起用されることが多かったが、左サイドバックで先発した今日はチーム随一の活躍を見せた。攻守の切り替え、守備での対応もよく長友のレギュラーポジションを脅かしてもおかしくないパフォーマンスを見せた。
山口蛍
採点:6.0
キャプテンとして出場した山口は、どちらかと言えば中盤で全他のバランスを整える役割を担った。ボールに多く触る柴崎の横で、ネガティブトランジション(攻→守の切り替え)の意識も高かった。
柴崎岳
採点:6.5
攻撃の糸口となるミドルサードからの縦パスのほとんどが、柴崎の右足から出されたものだった。ディフェンスラインとの駆け引きを繰り返す、岡崎や武藤への抜け目ないスルーパスでチャンスを演出。3点目は彼のコーナーキックから生まれたオウンゴールだった。
武藤嘉紀
採点:5.5
守備面で積極的な前からのプレスで全体を押し上げる手助けをし、攻撃面でもシュートを放つなどW杯への強い意気込みを感じさせた。しかし気持ちの方が先走り、空回りしている感は否めない。
香川真司
採点:6.5
1ゴール1アシストの活躍でチームの勝利に貢献。攻守に渡って存在感を示し、乾や岡崎、武藤との連携面もポジティブだった。しかしもっと早くゴールを決めるべきだった。
乾貴士
採点:7.0
前半こそ物足りなさが残ったが、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに相応しい活躍。2ゴールを決めただけでなく、酒井高徳と連携しての左サイドの守備はパラグアイにほとんどチャンスを作らせず、攻撃面ではサイドでも中央でも違いを生み出した。
岡崎慎司
採点:6.0
攻撃面では裏を狙うことで深みをもたらし、守備面では献身的な前からのプレッシングで後方の選手の予測をより簡単なものにした。フォワードとしては得点が欲しかったところだろうが、オプションとして展開を変える力は持っている。
中村航輔
採点:6.0
強烈なミドルシュートを浴びて最後の最後で失点。それ以外では安定したパフォーマンスを見せていただけに悔やまれる。45分間のみの出番だったが、3人のゴールキーパーの中では最も信頼のおける存在だと言ってよさそうだ。
酒井宏樹
採点:6.0
後半からの出場で、途中ヒヤリとするヘディングの競り合いもあったものの、それ以外では左サイドからの崩しが多かった今日のチームにおいて、ある程度バランスをとったプレーだった。
大迫勇也
採点:5.5
チャンスでボールが来なかったりと、得点から遠ざかっているだけにフラストレーションを感じさせた。パラグアイの足が止まった段階での投入だっただけに、結果を残したかった。
原口元気
採点:5.5
攻撃面で武藤ほどの効果的な仕事はできず。出場時間が短かったこともあるが、西野監督の指示通りであるのかないのかは不明だが、あまり良くない守備のポジショニングが気になるところ。
宇佐美貴史
採点:5.5
こちらも原口と同じように短い出場時間を考慮しても満足できるパフォーマンスレベルではなかった。明らかに乾よりもクオリティが低く、攻守両面で効果的ではなかった。
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