
レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド 写真提供:GettyImages
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは2011年から2014年までの脱税の罪で和解金1400万ユーロ(約18億円)支払いの意思を見せたものの、スペイン国税局がこれを却下したようだ。31日、スペイン紙『アス』など複数メディアがこれを報じてる。
クリスティアーノ・ロナウドは2011年から2014年まで自身の肖像権収入により本来支払うべく1470万ユーロ(約19億円)を脱税したものとみられ、スペイン国税局は同選手に対し脱税金額に罰金を上乗せした2800万ユーロ(約35億円)の支払いを要求していた。
ただ選手側がスペイン国税局の要求の半分にも満たない額での支払い額を提示したことにより、クリスティアーノ・ロナウドはこの件に関して厳しい状況に追い込まれた模様。6月15日までに2800万ユーロ全額の支払いに応じなければ、ワールドカップ・ロシア大会終了後に裁判を受けることになる模様。さらにこの裁判で有罪判決が下った場合は、懲役刑を科せられる可能性もああるようだ。
先週末にマドリードの一員としてチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げたクリスティアーノ・ロナウドだが、ロシアW杯に向けて集中を高めているところにピッチ外から思わぬ“横やり”が入った形となってしまった。果たして同選手はこの脱税問題に対してどのように対処するのだろうか。
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