
30日に行われるキリンチャレンジカップ、ガーナ代表戦に臨む27人のメンバーが発表された。このガーナ戦を経てワールドカップに臨む23人の選手が31日に発表予定となっている。そこで、その当落線上にいそうな選手をピックアップし、最終メンバー入りを果たすかそれとも外れるのか、3つのポイントから分析していく。第9回の今日は香川真司をピックアップ。

クラブでのパフォーマンス
波に乗り切れないリーグ前半戦を過ごした香川。監督解任などのチームのゴタゴタも影響して、先発出場と途中出場が週ごとに変わる状態だった。しかしペーター・シュテーガー監督が就任してから、先発の座を確保してパフォーマンスレベルも上がる一方だった。
不運なことに今年2月中旬に怪我を負い、シーズン最終節のホッフェンハイム戦で復帰するまで約3ヶ月間実戦から遠ざかっていた。結局今シーズンはリーグ戦19試合に出場して5得点3アシストと、怪我がなければと思わせるシーズンになってしまった。

日本代表でのライバル
彼のポジションは基本的に中盤の真ん中で使われるであろうことを考えると、ライバルは柴崎岳、大島僚太、本田圭佑あたりになるだろうか。彼と同じようなタイプの選手がガーナ戦のメンバーには含まれていないため、直接的なライバルを探すのは難しい。

起用法
香川の能力が最大限生かされるのはトップ下のポジションだろう。今シーズンのドルトムントでは4-3-3のインサイドハーフを務めたり、戦術的な幅は広がっているかもしれない。いずれにしても彼を3列目で使うことは考えずらいし適正ではないため、2列目のどこかで起用することになるだろう。
オプションになりうる3-4-2-1をキャンプで試している現在の日本代表。その場合は香川は2のどちらかを務めるはずだ。ただし彼の良さを本当に引き出したいのであれば、より中央よりのセンターフォワードに近い位置でプレーさせるべきだ。

最終メンバー入りの可能性は?
上記のように戦術的な縛りが他の選手よりもありそうな香川の状況は予断を許さない。スター性と経験を考えれば選ばれてしかるべき選手だが、現在西野朗監督がやろうとしていることに彼のキャラクターがあっているかは不明だ。もし最終メンバーに選ばれても、2010年W杯の中村俊輔のようなポジションになる可能性は低くない。ガーナ戦は彼にとって非常に重要な試合になりそうだ。
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