財政難による破産により4部リーグに相当するセリエDへ降格したパルマ。しかし、クラブ名を「SSDパルマ・カルチョ1913」に変更し再スタートを切ると、3シーズンでセリエA復帰を決めた。今回はそんなパルマのレジェンドたちをご紹介する。
ジャンルイジ・ブッフォン
ポジション:GK
イタリアの伝説的なGK、ブッフォンは1995年にパルマでプロのキャリアをスタートさせた。100試合以上に出場し、コッパ・イタリア、スーペルコッパ・イタリアーナ、UEFAカップなど数多くのタイトルをチームにもたらした。
ファビオ・カンナバーロ
ポジション:DF
ブッフォンと同じく1995年からパルマでプレーしたカンナバーロはタフネス、プレービジョン、試合を読む能力に長けており、世界でも屈指のディフェンダーとして知られた。インテルに加入するまでに212試合に出場し、多くのタイトルを勝ち取った。
ルイジ・アポローニ
ポジション:DF
13シーズンにわたってパルマでプレーしたアポローニ。300試合以上に出場し、7つのカップ戦タイトルを獲得している。彼の素晴らしいパフォーマンスは1994年のW杯や1996年のEUROでイタリア代表にも還元された。
トマス・ブロリン
ポジション:MF
1990年代の初めにパルマへ加入すると、MFとして最高峰のプレーを見せた。133試合で20ゴールを記録し、4つのタイトルをチームにもたらした。1995年にリーズ・ユナイテッドに移籍すると、1997年にレンタル移籍で古巣に復帰している。
ディノ・バッジョ
ポジション:MF
トリノ、ユベントス、インテルといった名門を練り歩き、1994年にパルマへ加入するとディノは世界屈指のMFとして活躍。150試合以上に出場している。1998年には対戦相手のサポーターが投げたナイフが頭に刺さるという被害を受けた経験を持つ。
エルナン・クレスポ
ポジション:FW
パルマはクレスポがプロとしてのキャリアをスタートさせたクラブでもある。カルロ・アンチェロッティとアルベルト・マレザーニという世界最高峰の2人の指導者の下で、自身も世界最高峰のFWへと成長した。116試合で62ゴールを記録している。
エンリコ・キエーザ
ポジション:FW
フィオレンティーナで成長著しいフェデリコ・キエーザの父であるエンリコ・キエーザは1996年にパルマに加入。得点を量産したクレスポのベストパートナーとして、黄金期のチームを支えた。
マルコ・ディ・バイオ
ポジション:FW
キエーザがフィオレンティーナに移籍すると、パルマはその穴を埋めるためにディ・バイオを獲得。ユベントスに引き抜かれるまで、83試合で41ゴールを記録した。コッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナの2つのタイトルを獲得している。
リリアン・テュラム
ポジション:DF
テュラムは5年間にわたってパルマで活躍した。パルマの黄金期でもあり、コッパ・イタリア、UEFAカップ、スーペルコッパ・イタリアーナなど多くのタイトルを獲得している。
フアン・セバスティアン・ベロン
ポジション:MF
アルゼンチンが生んだマエストロがパルマでプレーしたのはわずかに1年間だ。しかし、彼が残したものは大きくコッパ・イタリアとUEFAカップの優勝に貢献している。
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