大会:セリエA
カード:ユベントス対ボローニャ
スコア:3-1
【分析内容】
・マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)
・ザ・ハード・ワーカー(THW)
・モースト・ディサポティング・プレーヤー(MDP)
・両チーム監督
・主審
ユベントスMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):ドウグラス・コスタ
後半46分にピッチに投入され後半だけで5つのチャンスを演出し、2つのアシストを記録。スピードとドリブルは驚異的で、数的不利をものともしなかった。逆転の立役者だ。
ユベントスTHW(ザ・ハード・ワーカー):クワドォー・アサモア
攻守のバランスをとりながら、後方からサンドロを支援。組み立て、ビルドアップ時の貢献度も高く、100本を超えるパスを記録している。
ユベントスMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):ジャンルイジ・ブッフォン
大ベテランらしからぬ軽率なパスミスでPKを献上。冷静にプレーすれば、防げたはずだ。しかし、ミスの後に普段通りのプレーを取り戻すのは流石だ。
ユベントス監督:マッシミリアーノ・アッレグリ
試合を通して、選手を出し入れさせビルドアップをスムーズに行った。ケディラとマテュイディは意図的に、対照的なプレーをさせていた。サイドチェンジを繰り返し、ボローニャの守備ブロックを揺さぶったが、前半に得点は生まれず。PKから失点したものの、ドウグラス・コスタの投入ですべてを解決。数的不利を作られようが、単独で打開し質の良いクロスで逆転に成功した。2点差をつけてからはオーガナイズされた守備組織でボローニャをシャットアウトとした。試合の中で何度もシステムの変更(細かいものを含め)を行っていたが、それに対応できる選手も流石だ。
ボローニャ監督:ロベルト・ドナドーニ
ユベントスの3列目の選手にボールが入ったところで圧力を高め、ディバラなどのキープレーヤーには複数人で対応させた。その甲斐もあり、前半はユベントスをシャットアウト。ゲームプラン通りに試合を進めれただろう。しかし、ドウグラス・コスタの出現ですべてが壊れる。数的優位を作っても剥がされ、微妙なシステムの変更にも対応が遅れたことで、徐々にディバラにもボールが入るようになり、試合の主導権を失ってしまった。
主審:マッシミリアーノ・イラッティ
PKの判定はVARを使ってしっかりとジャッジ。ただ、クアドラードがエリア内で倒れたシーンは笛を吹くべきだったかもしれない。明らかに腕を掴まれているように見えた。
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