バヒド・ハリルホジッチ前日本代表監督 写真提供:Getty Images
バヒド・ハリルホジッチ前日本代表監督が27日に日本記者クラブで会見を行い、電撃解任についてコメントを残した。
日本サッカー協会は今月9日に緊急の記者会見を開き、ハリルホジッチ前監督の解任を発表。ロシアワールドカップ2ヵ月前というタイミングに、国内外でも大きな話題となった。
ハリルホジッチ前代表監督はオーストラリア代表に勝利し、予選を勝ち抜いたことを引き合いに出し、「歴史に残るような試合」をしたことを語った。
「人々が私に頼んだのはW杯の予選を勝ち抜くということ。それが終わったらいろいろやりましょうというお話をしていた。それで予選は通過した。予選は通過したんだからと思うかもしれないが、守備にも攻撃にもベストだった。歴史に残るような試合もした。初戦を落としたのに予選を通過したチームは初めて」
またハリルホジッチ前代表監督は、日本代表を率いた3年間で若手選手を多く登用したことを示し、周囲の心配があったにもかかわらず結果を残した自身の手腕の確かさを強調した。
「若い選手を起用するじゃないかというみなさんのパニックぶり、それにもかかわらず勝利を手にした。疑問に思われていた選手たちが抜きんでた力を発揮した」
「この若い選手を置いといていいのかと、納得していない人もいた。日本がUAEにアウェイで初めて勝った。ヨーロッパのチームに差をつけて勝つということはこれまでなかった。本当にいろいろな面で成功してきた3年間」
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