
FT:反対に言うとJリーグでは、基本的にはあまり見ない光景ということなのですか?
鈴木:やってる選手もいると思いますけど、例えば若手の選手はなかなかできないだろうと思います。経験ある選手だったら監督と話せる立場にある。と言うのも、日本でそういうことやると、ちょっと扱われづらいかなってイメージがあります。なんか文句ばっか言うなって。
あと、そのプレッシャーに自分が勝てない。
FT:あぁ、その側面はありそうですね。
鈴木:そんなこと言ってるけど、プレーはまだまだなわけです。それで負の連鎖に陥って、自分で自分を苦しめてしまう。絶対出れるっていう自信がある選手はできると思うんですけどね。
FT:やはり育った環境の違いは大きそうですね。
鈴木選手がプレーするセグンダ(スペイン2部)の中にも、プリメーラ(スペイン1部)経験者は結構多いですよね。実際に試合をしてみて、プリメーラとセグンダの差みたいなものを感じる瞬間ってありますか。
鈴木:やはりミスが少ないっていうのはあると思うんですけど、でも個人的な意見として、プリメーラでやってて落ちてきた選手と、セグンダでやってる選手の間に実力差があるかって聞かれたら、そこまで無くて。なにかキッカケを掴んでプリメーラにいたんだろうなっていう。
FT:確かにプリメーラ経験者でも、セグンダでプレーし続ける選手は多くいます。
鈴木:それでもプリメーラの経験がある選手は、駆け引きが上手かったりだとか、自分の「見せ方」が上手かったりだとか。そういう風に感じます。
FT:「見せ方」ですか。そうした技術も重要なのですね。
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